お願いです ページ17
みなさんが乗った事を確認して、私も運転席に座る。
運転しなくてもいいって言われたけど、
場所は、この中だと私しか知らないから私が運転。
それに、出待ちの子達がいるから、私が運転していた方が都合がいい。
LU「出待ちの子達はどうするの？」
「もう日も落ちてますし、帰ってもらいます。
危ないですしね。」
今日は10人くらい出待ちの子がいる。
10人なら、大丈夫。
LU「そんな簡単に帰ってくれるの？
それと、まさか自分で言うとか言わないよね。」
「私が言わなくて…誰が言うんですか？
大丈夫です。ペンの子達も分かってくれますから。」
そう言うと、見物を決め込んだように皆黙ってしまった。
…そこまで信用ないかな？
少し肩をすくめると、車を発進させた。
駐車場を出ると、私のペンの子達が10人程。
EXOペンの子達も10人くらい。
私達の車を見て、声を上げながらこちらにやって来る。
ちらりと後部座席の方を見ると、皆顔を隠すように下を向いていた。
後ろには、マネージャーが運転する車が続いている。
すでに、カメラがこちらに向けられていた。
EXOのメンバーが乗ってる事に気付いたのか…。
車のウィンドウを開けると、外の声が、一気に車内に流れ込んでくる。
後ろで、皆が体を強ばらせるのが分かった。
「おんに！お疲れ様です！」
「おんに！差し入れ作ってきたので、食べてください！」
渡された物を、ありがたく受け取る。
ペンの子達には、おんにと呼んでもらっている。
そっちの方が、初心を忘れなくて済むから。
「今日はもう暗いですから、気を付けて早く帰って下さい(笑)」
そう言うと、おんにも気を付けてください！SMTOWN行きます！、と言って帰っていった。
EXOのメンバーが乗っている事については、何も触れなかった。
何人かは帰ったけれど、まだ残っているEXOのペンの子達に向かって言った。
「もう暗いので、帰ってください。
EXOのメンバー皆が心配します。
皆さんが居ないと、私達アイドルは成り立ちません。だから、ずっと元気でいて欲しいんです。
そして、プライベートが無いと、私達も十分に力を発揮できないんです。」
そう言うと、渋々のようには見えるけど、お辞儀をして帰っていった。
ほっと一息ついて、車を出す。
後ろを追ってくる、ペンの子の車は無かった。
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ma-mare-do(プロフ) - chiiiさん» コメありがとうございます！更新頑張ります♪…突然ですが、私もchiiiさんの作品読ませていただいてます！chiiiさんも更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (
レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
chiii(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます^^！続き気になる〜TT更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (レス) id: 5023b1dd2e (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - うぎょんさん» マネの言う事もあながち間違ってはいないんですけどね…。 (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - 亜夜さん» コメありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
亜夜 - マネオッパT^T 病院に行かせてあげて！！ 毎日の楽しみです！更新ガンバって下さい(*^_^*) (2013年2月26日 17時) (レス) id: f0eb31b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ma-mare-do | 作成日時：2013年1月21日 21時
