嘘でしょ？ -LUHAN- ページ11
LU「どういう事･‥？」
KR「確証は無いんだが･‥見た気がするんだよ。」
LU「Aちゃんがそのパーティーに？なんで？」
KR「あの会社、ここ数年で、一気に業績が伸びただろ？」
LU「うん。」
KR「その業績が伸び始めた時期が、
次期社長が経営に参加しだした時期と一致するんだよ。」
LU「･‥って事は、その次期社長が･‥業績を伸ばしたって事？」
KR「そうだろうな。
その次期社長は、まだ20代だそうだ。
だが若いし、会社のトップは社長だし、表舞台に立つ事はほとんどない。」
って事は、経営は、実質その人が行っているという事か･‥。
LU「その次期社長が、パーティーに参加してた？」
KR「まぁ、そういう事だ。
直接は話してないが･‥分かった事は何個かある。」
LU「何？」
KR「まずは、20代だという事。
そして、女性。
出身大学は･‥、イギリスの、ケンブリッジ大学経済学部。
確か名前は･‥A。」
LU「嘘でしょ･‥！？」
KR「同一人物じゃ･‥ないのか？」
嘘だ･‥。
そんなの、違う人物に決まってる。
･‥だけど･‥、Aちゃんのご両親の仕事･‥結局聞かないまま別れてしまった。
『言えない』理由が、会社の令嬢だったからだとしたら？
僕達が、アイドルだという事を知られて、態度が変わる事を恐るように、
令嬢だという事を知られて、態度が変わる事を恐れていたとしたら？
LU「そんなの･‥違うに決まってる。
そんなの･‥まさか･‥。」
KR「･‥。」
LU「レイには、言わない方がいい。
レイは今、精神状態が不安定なんだ。何をするか分からない･‥。」
KR「そうだな･‥。」
LU「･‥戻ろう。」
そう言って、扉を開けて2人で廊下に出た所で、2人同時に立ち止まった。
KR「･‥レイ･‥。」
LA「Aちゃんは今･‥韓国にいるの･‥？」
KR「レイ･‥。」
LA「まだ、戻って来てくれないの？
ずっと待ってるって決めたけど･‥こんな近くにいるのに･‥会えないなんて･‥。
さっき見たのは･‥絶対、Aちゃんなんだよ･‥。
さっきまで、同じスタジオにいたんだよ･‥。」
そのまま、その場に泣き崩れてしまった。
KR「レイ･‥。大丈夫だ。
次期社長だぞ？そろそろ戻ってくるに決まってる。
大丈夫。すぐに会える。」
『次期社長なんて･‥。
僕が、隣に立てないよ･‥。』
そう言って泣き続けているレイを、苦い思いで、慰めるしかなかった。
･‥早く、戻ってきてよ。
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ma-mare-do(プロフ) - chiiiさん» コメありがとうございます！更新頑張ります♪…突然ですが、私もchiiiさんの作品読ませていただいてます！chiiiさんも更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (
レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
chiii(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます^^！続き気になる〜TT更新がんばってください♪ (2013年2月26日 22時) (レス) id: 5023b1dd2e (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - うぎょんさん» マネの言う事もあながち間違ってはいないんですけどね…。 (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - 亜夜さん» コメありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2013年2月26日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
亜夜 - マネオッパT^T 病院に行かせてあげて！！ 毎日の楽しみです！更新ガンバって下さい(*^_^*) (2013年2月26日 17時) (レス) id: f0eb31b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ma-mare-do | 作成日時：2013年1月21日 21時
