名前は… ページ24
〜SMside〜
「ううん。
気のせいだよ。何にも無い。
さ、遊んできなさい。」
弟2「お姉ちゃんも、一緒に遊ぼう！」
「…ごめんね。
お姉ちゃん、もうそろそろ帰らないといけないの。
今度会えたら、遊ぼうね。」
弟2「うん！約束だよ！」
「うん。約束…ね。
その時まで、お姉ちゃんの事、覚えててくれるかな？」
弟2「当たり前でしょ！
それじゃあ、今度遊んでね！」
「今度、ね。」
Aは、ひとつ大きなため息をつくと、立ち上がった。
「そろそろ失礼いたします。
お邪魔しました。」
そう言うと、家から出ていこうとした。
「ちょっと待って！」
「…はい。」
なぜか、お母さんが引き止める。
「あなたのお名前を…聞いてもいいかしら？」
「名前ですか？
…Aです。」
「それは、人間の世界での名前じゃありませんか？
あなたも人間界に行っているんでしょう？
天界での名前を、教えてください。」
「…。Aです。
私の名前は、Aです。」
「だから…！」
「あなたが！
それを知って、何になると言うんです？」
「あなたは…。
娘に、よく似ている。
100年ほど前に、別れた娘に。」
「それ以来、会っていないんでしょう？
人違いですよ。
それに、そんなに久しぶりに会って、
何も変わらないでしょう。」
「…そう、よね。
そうよね。」
「…それでは、失礼いたします。」
そう言って外へ出て、ドアを閉めかけたところで、お母さんの目をしっかり見て言った。
「もし本当に知りたいなら、教えて差し上げます。
私は、一部の人には、龍、青龍と呼ばれています。
あだ名は、ディオネです。
本名は、
pegasus…です。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SuperJunior」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
づう - ma-mare-do様、初めまして。ファンタジーで神話もミックスされているのに実際の出来事（ぎゅの途中加入、ツチノコetc）が上手くリンクしていてとても面白いです！お話の行く末を最後まで見届けたいので、厚かましいとは存じますがどうか最後まで執筆お願いします! (2013年4月1日 0時) (
レス) id: a6773b9197 (このIDを非表示/違反報告)
ロン - 面白くなってきました!!!これからが、楽しみです＾＾ (2013年1月23日 21時) (レス) id: 4fef7ab323 (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - ロンさん» なかなか更新できなくてすいません…。これからは、更新できるように頑張っていきます！ (2013年1月13日 21時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
ロン - 更新ありがとうございます！これからも、頑張ってくださいね＾＾ (2013年1月13日 21時) (レス) id: 4fef7ab323 (このIDを非表示/違反報告)
ma-mare-do(プロフ) - ロンさん» コメありがとうございます！頑張ります♪ (2013年1月8日 20時) (レス) id: c954043daa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ma-mare-do | 作成日時：2013年1月2日 12時
