【完結】[ﾂｲｽﾃ]人魚姫は魔女に恋焦がれⅡ-Azul- (ページ17)

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ーそして昼休みー

フロイド｢A～♡｣

『(ｺｿｯ)ごめんね』

4人(？)に目配せをしてからフロイドとジェイドの
元へ行くと少し不機嫌な様子でこちらを見下ろしていた

『？どうしたの』

ジェイド｢あの4人と何を話していたんですか？｣

『勉強の事よ』

フロイド｢Aが？小エビちゃんはまだしも他の3人は
馬鹿じゃん｣

『誰が教わるなんて言ったのよ…逆よ』

二人｢｢あぁ｣｣

？｢でもそれジャックさんでもいいですよね？｣

肩にズシッと重みを感じ背後から腰に手が回される

『…クラスメイトの私の方が効率いいですから、
アズール先輩』

肩に顎を乗せた彼の頬にキスをしながら言う

アズール｢……それAになんのメリットが？｣

『あー…エースとデュースには
今度トレイ先輩のタルト持ってきてもらう約束で
ユウとグリムはほら、アズール先輩の事で
借り作ってましたし、ね？』

そういうとうぐっと喉を鳴らすアズール先輩

アズール｢貴女が返す事ないじゃないですか。
僕だって返せる内容だ｣

『胡散臭くて嫌ですって』

フロイド｢身から出た錆って奴だねぇ♡｣

アズール｢(ﾊｧ)わかりましたよ｣

ジェイド｢ですが、A甘いものが欲しいなら僕らが
作りましたのに｣

『プロに勝ると？』

ジェイド｢なるほど｣

『まぁ、トレイ先輩のタルトは妥協した結果だから
利益もなしなんて嫌でしょう？
でも普通の奢りなんて必要ないもの』

フロイド｢そんなに金魚ちゃんのとこの
お菓子美味しーんだぁ｣

『ホールで頼んだから貰ったら4人で食べよ？』

3人｢｢｢はい/はぁい｣｣｣

『納得して貰えたなら良かった、
食堂行こう｢ねぇねぇA｣なに？フロイド』

フロイド｢あ♡｣

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｯ!!

デュース｢おい、エース！ユウ！大丈夫か!?｣

エース｢いやいやいやいや｣

ユウ｢うせやん｣

教室の方を見ると2人が椅子から転げ落ちていた
どうやら私たちのやり取りが4人に見えていたらしい

ジェイド｢あぁ、僕も…あ♡｣

『え、うん。』

ユウ｢うん!?｣

エース｢いや、人魚だから違うのかもしんねぇユウ｣

ユウ｢それは無いって！
僕この間ジェイド先輩に聞いたんだよ!?｣

エース｢はぁぁあああ!?｣

アズール｢(ﾊｧ…)2人ともその辺にしてください。
外野が五月蝿い｣

双子｢はい/はぁい｣

『？』

ユウやエースは2人のこの行為が
なんなのか知ってるのかな？
前に挨拶って聞いたけどもしかして嘘なのかも

ジェイド｢A｣

『ん？』