第20話ー度を越した愛は歪んだ凶器:後編ー ページ49
ゾム「いや…双子を守る為に頑張ってたショッピくんやで？そりゃAも愛しとるだろうけど…なんか引っかかるんや」
とても正気には見えないんよなと言う先輩に
私も疑問を浮かべる
確かに彼の発言に若干の矛盾を感じた
以前あの子達を私と
同じくらい愛してると言っていた彼が
ツキトのたった一言であそこまで豹変する物だろうか
トントン「…グルッペン」
グルッペン「あぁ、A」
A「はい」
グルッペン「最近のアイツの主な任務は知ってるな」
A「はい、双子達を嗅ぎ回る他国への潜入ですね」
トントン「お前、どこまで報告書見た？」
二人の視線が真剣なものである事で
ふと気づく
A「ちょうど…ツキトと彼がぶつかった日まで」
グルッペン「…決定だな」
ゾム「……ショッピくんドジったんか？」
トントン「かもしれん。A悪いけどここに残ってくれ。ロボロと念の為ペ神を連れてショッピくんと合流して欲しい」
できるか？というトントンさんの言葉に深く頷いた
__
一つの可能性が出てきた。
敵国との接触により何かしら失敗した彼が
洗脳されているという可能性
その線が確実であったなら今までの事に辻褄が合う
だとしたら、敵国の本当の狙いは2つ
双子の抹消と私の拘束
ロボロ「A」
A「ロボロ、師匠…すみません」
しんぺい「事情は一通り聞いた。双子はシャオロンとコネシマが守ってるから安心しなさい。」
A「っ……はい。」
ロボロ「行くで」
監視カメラのデータを頼りに
ショッピくんを追いかける
すると訓練所にいるであろうコネシマとシャオロン
そして双子の元へ向かった形跡があった
時間は10分前
A「…っ」
無事であって欲しいと願いながら
走る二人をあとに続いた
__
ショッピ「ほら、早く教えてくださいよ」
コネシマ「知らん言っとるやろ!!お前おかしいぞ！」
ヒナタ「パパ!!お願いやめて!!シッマ死んじゃう!!」
ショッピ「？馴れ馴れしくパパとか
言わんで貰えます？」
ヒナタ「え……(ﾊﾟｧﾝ)」
ツキト「ヒナタｯ!!」
ヒナタの脳天目掛けて撃たれた銃弾は
ツキトのおかげで難を逃れたが
ヒナタ「お兄ちゃん!!」
ツキト「ｯ……」
庇ったツキトは利き腕を負傷した
コネシマ「っ!!シャオロン!!目覚ませ!!シャオロン!!」
ショッピに馬乗りになられながら
血溜まりの中倒れる彼に声をかけるが
ピクリとも動かない
ショッピ「もういいです、さよならコネシマさん」
コネシマ「っ……」
A「やめて！」
第21話ー狙われた家族:前編ー→←第20話ー度を越した愛は歪んだ凶器:中編ー
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ソラ鏡花水月(プロフ) - RYYMさん» ありがとうございます(TT)そのお言葉が何より嬉しいです！ (2020年3月4日 20時) (
レス) id: 9724c84fb1 (このIDを非表示/違反報告)
RYYM - 好きです（唐突）評価の★よ赤になれ (2020年3月4日 18時) (レス) id: 37c57cc882 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ鏡花水月(プロフ) - たうさん» ありがとうございます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ自動でつくの本当にやめて欲しいですよね← (2020年3月3日 17時) (レス) id: 9724c84fb1 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ鏡花水月(プロフ) - riiuさん» 教えてくれてありがとうございます（ガチでコメント見て気づきました） (2020年3月3日 17時) (レス) id: 9724c84fb1 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - オリジナルフラグは外しましょう。 (2020年3月3日 15時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ鏡花水月 | 作成日時：2020年3月3日 0時
