◎落としもの ページ43
HARUside☆
「んもうっ！なんぼ謝られても許したらんからなっ、あのアホ犬っ！」
ガンちゃんのせいで電車で事務所へ向かう私。
岡本さんが有給で3日間お休みで、敬浩くんの声ファンマネちゃん1人で私たちのお世話をしてくれることになってる中、岩田が早速やらかした。
『ごめんっ！ガンちゃんが寝坊したから直接現場までぶっ飛ばさないといけないの！』
『それで、そこから戻ってたらハルが間に合わないから電車か何かで行ってくれない？！』
「えーっ放っといたら？」
『そういう訳にはいかないのっ！私もう行かなきゃだからごめんねっ！』ﾌﾞﾁｯ
「あ、ちょっ、待っ…！」ﾂｰﾂｰ
…ということで、私は今日電車通勤です。
「…あれ、地下鉄ってどっから乗るんやっけ…」
目の前の改札口には、電車から下りたサラリーマンや学生が雪崩のように押しやってくる。
「うーん…どうしたもんか…」
時間に余裕はあるんやけど、入るところを間違えたみたい。
「大阪の地下鉄ならわかってんけどなー」
真剣に路線図を見つめてると、"ハルじゃない？"と言う声が聞こえたのでハットを深く被り直して再び足を進める。
「おーあった。こっから行ったらええんやな」
切符を買って改札を抜け、ホームへ向かう間にイヤホンをして音楽を流す。
季節外れやけど、Powder Snowにハマってるからそれを流しながら電車を待つ。
『…あの！』
「っあ！すみませんっ！」
曲に夢中になってると、突然肩を叩かれた。
振り向くと私と同じ歳くらいの男性。
『落としましたよ』
「あっ！ありがとうございますっ」
私が落としたものはまさかのガンちゃんとお揃いのキーホルダー。
危なっ、泣かれるところやったわ(笑)
「これ、お揃いの物なので、ほんとに助かりましたっ！」
『いえ、お役に立ててよかったです(笑)』
カッコイイ人やなぁって思ってたその人は、笑ったら目尻が下がって、優しそうな顔がもっと柔らかくなる。
隆二くんみたいな笑い方やなぁって思った。
と、そこでお兄さんの携帯が鳴って、では僕はこれで。と行ってしまった。
「っあ！待って！」
私の手の中には、キーホルダーを手渡してくれた時に一緒に渡してしまったであろうお兄さんの切符。
急いで追いかけると、ちょうど電車が来て乗るところやった。
「お兄さん待ってっ！」
『えっ？』
1本乗り過ごしてしまったけど、いけるかな？
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羅夢(プロフ) - 和佳奈さん» 遅くなってすみませんヽ(；▽；)ノコメントありがとうございます☆彡part5まで公開してますのでまだまだ楽しんでいただけると嬉しいです！ (2017年11月13日 23時) (
レス) id: 9e8a275d1a (このIDを非表示/違反報告)
和佳奈(プロフ) - 待ってます(￣^￣ゞ更新頑張ってください(*⌒▽⌒*) (2017年7月4日 5時) (レス) id: 74371510d3 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - 和佳奈さん» こちらこそコメントありがとうございます！とっても嬉しかったです(^^♪近々ゲーマーエピソードでも書きたいなぁと思ってますので待っててくださいね(☆∀☆) (2017年7月3日 12時) (レス) id: 9e8a275d1a (このIDを非表示/違反報告)
和佳奈(プロフ) - お返事ありがとうございます！次いつ出るかすごい楽しみです！ (2017年7月2日 2時) (レス) id: 74371510d3 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - 和佳奈さん» ほんとですかー！！！嬉しいっヽ(；▽；)ノ私も大野くんと二宮くんが特に好きです(^^♪ハルちゃんも二宮くんと同じゲーマーなので、また絡んで貰いたいなとコッソリ考えてます( p_q) (2017年7月1日 23時) (レス) id: 9e8a275d1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅夢 | 作成日時：2017年4月2日 1時
