私は蜂屋蓮司の彼女〜5→9〜

part16 ページ18

先生が来る、ギリギリに席に着いた。

授業始まっても、耳に入らない。

学校にいたくないなー

だって、いつ、蓮司に会ってもおかしくないし

それに、さっき聞いたんだけど

女［ねーA。さっきまで蜂屋くんが、教室の前で待ってたよー］

私「えっ？」

そんなことしないでよ

いつもだったら、嬉しいのに、なんかモヤモヤする。

別れ話？

そうだったらと、思いが膨らんでいく。

キーンコーン カーンコーン

二時間が終わると

私「ねー、ちょっと体調悪いから、早退するね。」

女「あっ、うん。わかった。」

前の席の女子に声をかけて、教室を出る。

この学校の女子は、蓮司と付き合ってる私と仲良くしようと思ってるから、頼まれたことは大体引き受けてくれる。

でも、正直言ってそういうのは、好きじゃない。

でも、楽だと思うこともある。

私「これからどうしょう。」

学校抜け出したのは、いいが暇だ。

気づいたら、携帯を取り出して、ある人に電話をかけていた。

ﾌﾟﾙﾙｯﾌﾟﾙﾙｯ

？「はい、もしもし！」

私「あっ、潤子ちゃん？」

潤「あっ、Aちゃん？」

私「うん！」

潤「どうしたのー？学校は？」

私「色々あって、抜け出して来ちゃったー」

潤「そうなのー」

私「それでね、潤子ちゃんあのね「今から会えない？」」

私に被せる様に、潤子ちゃんが言った。

私「えっ？」

潤「だからー、今から会えない？でしょう？」

私「うん。」

潤「だと、思ったよー(笑)大丈夫だから、例のカフェで、会お？」

私「ありがとう！潤子ちゃん。」

潤「いいえー。じゃあ、後で！」

私「うん！」

電話をきって思った。

潤子ちゃんは、本当にいい先生だなって！

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