私は蜂屋蓮司の彼女〜5→9〜

part15 蓮司side ページ17

［キャー蓮司くーん！］
［渋谷王子！］

朝から、女に囲まれる。

はぁあ、いつもなら上手い具合いに足ら得るのに、今はそんな気分にもなれねー。

つーか、なんか増えてきてね？

それに、ここ共学だから他に男いるだろと思ったこともある。

視線を感じて、顔あげると

蓮「あっ！」

Aが、俺の方を見ていた。

俺と目が合うとすぐに、窓から離れてしまった。

蓮「ちょっと、ごめんねー(笑)」

俺は、女達の間を抜けて、Aのクラスに向かった。

蓮「あっ、ねー、Aいる？」

ドアの近くにいた、男子に聞いてみる。

男［あー、さっきまでいたけどー、なんか、走ってどっか行ったぜ。］

蓮「そっか。」

やばい俺、完全に嫌われた。

朝のHRが始まるまで、待ってたけど、Aは帰って来なかった。

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