勿忘草2【ブルーロック】

流れるような罵倒 ページ6

｢あ、小鳥遊だ。デートどうだった？｣
｢潔くん！｣

千切くんのデートの服選びに協力してくれた潔くん。
青い監獄(ブルーロック)に帰ってきて普段通りみんなに会えたので安心している。


「行ってよかった。服選び、協力してくれてありがとね。」
「いやいやそんな、俺はなんもしてないし。」

…謙遜するな潔くんは。


結構謙遜とかするタイプの潔くん。でもサッカーしている時の彼は全く違う。

普段の潔くんと比べるとびっくりするほどのエゴイストっぷりなのだ。なんか･･･すごい選手になりそう。










「ただ今戻りましたーーー」

「おせーよ。何してたんだ早く仕事戻れ。」

どちからというと私は青い監獄(ブルーロック)に帰りたくなかったという訳では無い。兄ちゃんに会いたくなかったのだ。

だってこんなにこき使われるんだよ!?
帰りたくないって言っても無理ないよね。



でも私が遊びに行ってる間にアンリさんがめっちゃ頑張ってくれたのかな。ほんと申し訳ない･･･

「兄ちゃん、何か仕事ある?」

「あぁ、その事なんだが。金儲け主義共(日本サッカー協会)はお前がやった資料に満足していたみたいだ。」
「え!? 」

まじか･･･。大人･･･てか偉い人が満足するほどの資料を作れるって凄くね私。


「だが俺は満足していない。」
「なんなん。｣

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