糸師 凛 ページ11
凛とは昔冴のために神奈川に行った時に初めて会った。
あの時の凛はすっごく可愛くて、とても純粋な目をしていた。でも今となっては・・・
「ねぇ冴、さっきからあの子すげーこっち見てくるけど」
「気にすんな」
当時プレー中、えげつないくらい凛はこちらを見ていた。あれは確か、冴に対しての憧れの目みたいなものだったと思う。
冴が巧みなプレーを披露する度に目を輝かせ、常にその華麗なプレーを心待ちにしている。
その点で、私と凛は似ていたんだ。
私も冴の豊かなプレーを見るのが大好きだったからだ。
まあ私もプレー中だし凛ほど見ることは無かったけど。
「A、帰んぞ」
「ね、ねぇあの子まだすごい見てくるけど・・・」
プレーが終わったあとも凛はずっと冴を見ていた。
凛が冴に対して持っていたのは”サッカーの憧れ”と”人間としての憧れ、兄としての憧れ”だったのかなとつくつぐ思う。
「こいつ俺の弟だ。」
「え!弟!?」
「糸師凛な。」
ここでやっと初めて会った会話をした。
身長は私より小さくてとても可愛かった。
「凛・・・?わたし小鳥遊A。よろしくね!」
「Aちゃん・・・?」
そしてここで私は新たな扉を開く。
”まって養いたいいやわたし養える年齢じゃないけどさ可愛すぎん?これが冴の弟とかびっくりだわ天使すぎるでしょどうして兄弟でここまで違うんだとにかく可愛い”という感情だった。
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あすか。(プロフ) - 未悠さん» ええめちゃくちゃ嬉しいです!!ありがとうございます!!! (2022年11月10日 21時) (レス) id: 1daa237273 (このIDを非表示/違反報告)
未悠(プロフ) - 面白いです!とにかく面白いです!たまに入る回想シーン?みたいなのがまたいい味出してますね!ブルーロックの小説少ないのですごく嬉しいです!体調を崩さない様に頑張ってください! (2022年11月2日 23時) (レス) id: abbd0293bd (このIDを非表示/違反報告)
あすか。(プロフ) - ウイさん» わー!!これからちょくちょく更新していくつもりです・・・!!ありがとうございます😭!!! (2022年6月29日 20時) (レス) id: 1daa237273 (このIDを非表示/違反報告)
ウイ(プロフ) - 小説見させていただきました!ちょくちょくギャグが入ったりしててめちゃくちゃ面白かったです!一ヶ月以上更新されて無くて少し主さんの体調が心配です…また更新してくれたらいいな思っております!この小説大好きです! (2022年6月19日 22時) (レス) id: c9af61cc6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすか。 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Rinukun/
作成日時:2022年3月29日 17時