第四十七話 ページ50
私は混乱している中、淡島さんの剣を交わした。
そして視界に青い何かが見えた。
それから一秒もしない後、その後ろからさらに隊員達の剣先が私に向かってきた。
、、、、何がしたいのだろうか！？
その時、宗像さんが言っていた言葉を思い出した。
「少し試したいことがある」
てことは、、、私の実力を見るということなのかな、、、、、、、、、？
それだとしても、、、、！！
相手はサーベル、私は体術。
言い換えれば、相手は刃物、私は体。
どこからどう考えても、私が不利だ。
まして、相手は青い炎をまとって攻撃しているのだ。
、、、、それに、私としてはこの人たちとやりあう理由がない。
以上のことを、なんとか攻撃を交わしながら考えた。
まあ、、、、考えた結果、私は、無意味に人を傷つけたくない。
なら、、、この意味不明な状況を収める方法はただ一つ、、、！！
私は、正面から向かってきた隊員の一人をギリギリのところまでひきつけた。
そして地面を思いっきり蹴り、その懐の下に飛び込んだ。
一瞬のことで、その人は驚く暇もなかっただろう。
私は、隙ができたその時を見逃さずに、サーベルを握りしめていた手を思いっきり蹴った。
サーブルは、孤を描いて綺麗に宙に舞い上がる。
私は、真上に降ってきたそれを空に伸ばした手で受け止めた。
それから、手を押さえて痛みをこらえている隊員に心の中で謝った。
その後、他の隊員が振りかざしてきたサーベルを持っていたサーベルで受け止めた。
グラウンドには、初めて金属のぶつかり合う音が響いた。
攻撃してきたその隊員は私がサーブルを持っていることに驚いた表情をした。
しかし、後ろに視線を向けてすぐにその理由を理解したようだ。
私は視線がずれた時を見計らって、横に体をずらした。
もちろん、全体重がかかっていた私がずれたので、その人は前のめりに倒れこむ。
私は、淡島さんに標的を絞ると、一蹴りで目の前まで飛び、サーベルを振りかざす。
淡島さんは、私がこんな行動を取ると予想していなかったのだろう。
驚いている淡島さんと２，３回打ち合った後、私は淡島さんの足を自分の足に引っかけた。
淡島さんは私の横に倒れこむ。
すぐに起き上がろうとした淡島さんを止めるように、私は首元に剣先を突き付けた。
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ミリア - すごく面白くっ大好きな作品でした。これからも頑張ってくださいね。 (2017年6月27日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
フロウリア(プロフ) - ありがとうございます！！こんな駄作ですけど、、、！これからも頑張っていくのでよろしく御願いします！ (2013年11月29日 4時) (レス) id: f6e1333f68 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 頑張ってください! 応援してます!! (2013年11月28日 20時) (レス) id: b08a18f86b (このIDを非表示/違反報告)
フロウリア(プロフ) - ありがとうございます！！テストがあり、最近は更新できないのですが、、、これからも頑張っていくのでよろしく御願いします！ (2013年11月27日 20時) (レス) id: f6e1333f68 (このIDを非表示/違反報告)
伊沙羅 - 凄く面白いです!!続き期待しています!! (2013年11月27日 19時) (レス) id: 0cf4c88543 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年10月26日 13時
