第十六話 ページ19
〜事件現場 草薙said〜
草「、、、これはひどい有り様やな。」
それが、八田ちゃん達を引き連れて教えてもらった場所に着いたときの、最初の言葉だった。
何があったのかは知らないが、とても酷い状況だった。
新たな赤の王がしたことに、間違いはないだろう。
宗「やっと来ましたか、草薙さん、、、、と元吠舞羅のメンバーの方々。」
声のしたほうを向くと、宗像に世里ちゃん、、、じゃなくて副長さんがいた。
草「そんなに遅れてへんやろ。それにしても、、、なんなんや、これ。」
宗「被害にあったのが誰かかはわかりません。血の跡がある限り、酷い火傷を負ったのでしょう が、、、いないということは、この辺で悪さをしている馬鹿な連中でしょう。
おそらく、被害届も出さないでしょうね。
一応聞き込みをしていますが、目撃者はいない様です。」
そこまで宗像が言い終えると、アンナがビー玉を取り出して並べた。
意識を集中しているようだ。
皆も、固唾をのんで見守る。
ア「、、、この近くにいる。」
八「ほんとか！？アンナ！！」
アンナがうなずく。
ア「それに、、、、今、この近くにいる。」
その言葉に宗像が反応した。
宗「ということは、この現場に立ち寄る可能性が高いですね。ですが、、、。」
宗像はごった返してる野次馬のほうに目を向けた。
草「、、、あの中から見つけんのは至難の業やな。
、、、、、、、まあ、なんかわかることがあるかもしれんし、手分けして探そか。」
俺の提案に皆は賛成し、捜索を始めた。
それにしても、なんでこんなに野次馬がおるんやろか、、、。
などと考えていたら、奇妙な女性が目に留まった。
他の野次馬は騒いでいたりするが、彼女はそのようなことはせずに、ただ見ていた。
その表情から読みとれるのは、恐怖だった。
こちらの視線に気が付いたのか、目線をそらせて大通りの方に走って行ってしまった。
この近辺の住民だろうか？
自分の住んでいる近くでこんなことがあったら、恐怖にかり立てられるのも当然か、、、。
俺も捜査の協力をしようと思い、焼け焦げた匂いのする路地裏の先へと歩き始めた。
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ミリア - すごく面白くっ大好きな作品でした。これからも頑張ってくださいね。 (2017年6月27日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
フロウリア(プロフ) - ありがとうございます！！こんな駄作ですけど、、、！これからも頑張っていくのでよろしく御願いします！ (2013年11月29日 4時) (レス) id: f6e1333f68 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 頑張ってください! 応援してます!! (2013年11月28日 20時) (レス) id: b08a18f86b (このIDを非表示/違反報告)
フロウリア(プロフ) - ありがとうございます！！テストがあり、最近は更新できないのですが、、、これからも頑張っていくのでよろしく御願いします！ (2013年11月27日 20時) (レス) id: f6e1333f68 (このIDを非表示/違反報告)
伊沙羅 - 凄く面白いです!!続き期待しています!! (2013年11月27日 19時) (レス) id: 0cf4c88543 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年10月26日 13時
