社内 1 ページ24
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『んー！』
声を出して背伸びをするのは気分がいい
樹のお陰で風邪も治ったし、今日は社内出勤で事務所に来てる
さっきまではジムに行ってたりもろもろで
『ただいま戻りましたあ』
陣｢おかえり〜｣
翔吾｢海青達はまだトレーニング？｣
『LIKIYAさんと一緒にやってます笑』
樹｢A｣
『はい』
樹｢おすわり｣
『えぇ…犬…』
樹｢いいから｣
『向き合うの？』
樹｢うん｣
小っ恥ずかしさをまといながらパイプ椅子に座る樹に跨り向き合う
樹｢どこ行ってたの｣
『ジム』
樹｢だけ？｣
『そうだよ』
樹｢それだけでこんなに時間かかんの？お前すぐトレーニング飽きんのに｣
『失礼な笑ジムでも廊下でも先輩に会ったから喋ってきた』
樹｢うんストーリーみた｣
『うん』
樹｢良いと思ってんの？｣
『え？』
樹｢それ、良いと思ってんの？｣
『だってせっかく久々に会ったから』
樹｢これ、顔近すぎ｣
とさっき玲於さんと並んでストーリーにあげた写真を見せられる
『それはごめん…』
樹｢おれ心配なの｣
『うん』
樹｢あんまり近づかないで、｣
『ごめっ』
明日が誕生日だからかな、関係あるかわかんないけどいつにも増して私を傍に置こうとする樹
謝りきる前に抱き寄せられた
樹｢俺毎年誕生日いい事ないからさ｣
『今年はいい日にしよ』
樹｢去年はAと喧嘩して誕生日終わったし｣
『あれは…』
樹｢まああれは俺が悪かったんだけどさ｣
『ちゃんとお祝いするからね』
樹｢楽しみにしてていい？｣
『うん！』
樹｢プレゼントはAで良い｣
『またありきたりな…』
樹｢だめ、？｣
『皆いるから！考えとくから…笑』
陣｢熱いですな｣
翔平｢変態ですな｣
壱馬｢樹がな｣
北人｢変態すけべ樹め｣
樹｢誕生日位解放させてください｣
『まだ誕生日じゃないからね笑』
北人｢誕生日くらいって、いつもそれ相応のことしてるでしょ？｣
樹｢まあ恋人なんでそれくらいは？｣
『でた眉ピク』
樹｢ん？｣
『樹ってキメに行く時眉ピクするよね』
壱馬｢それはみんなじゃないん笑｣
『樹は特に！！』
樹｢楽しみだなあ今日の夜｣
『え！あ』
樹｢プレゼントはAだもん｣
『他に用意してるから』
樹｢あるの？｣
『当たり前！笑』
樹｢ふ〜んまあいいけど｣
彼はまた私を抱きしめ私の肩に顎を乗せながらスマホをいじり始めた
続く (更新停止中)
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作者名：ラン | 作成日時：2019年9月1日 23時
