樹の彼女は吉野ちゃん 2nd

ハイロー1 ページ15

.



樹side




イライラする。




めちゃくちゃイライラする。




陣｢ハイローライブ初日突っ走ってくぞ〜｣


陸｢うえーい！｣


『裕貴くんー！なんで誕生日当日じゃないの？』


裕貴｢あぁ、、明日別仕事入って断れなくてさぁ笑｣


『今度ちゃんとお祝いさせて！！』


裕貴｢良いの？｣


『もーちーろーん！』


健太｢A…？テンション高いのはいいんだけどさ…｣


るい｢いっちゃんにも話しかけてあげて…？｣


『やっと裕貴くんに会えたから嬉しくて』





北人｢樹｣


樹｢なんすか｣


携帯から目を離さずに返事をする


北人｢アレあのままでいいの？｣


樹｢…勝手にすればいいんじゃないすか。｣


北人｢はーあーまーた始まったよ樹のどす黒嫉妬｣


樹｢はいはいそうっすよ｣


北人｢機嫌わっる、、｣


壱馬｢Aかあ。裕貴くんの事気に入ってるって言ってたしね｣


樹｢別に俺の知らないとこで話すのは言いすけど俺をお目の前しては話すってどういうことなんすか、｣


壱馬｢樹、自分の知らないところで話されてても嫌やろ？強がんなくていいんだぞ｣


翔吾｢うわあ案の定不機嫌いっちゃんや｣


北人｢今ちょっかいかけたら殺されるよ｣


翔吾｢自販機行ってきまーす｣






『まだバンダナしないの？』


裕貴｢時間あるからね！もうちょっとしたらメイクさんにやって貰うよ｣


『あんなに綺麗に巻けるの凄いな』


裕貴｢Aちゃんやってみる？｣


『え！いいの？』


裕貴｢メイクさんに教えて貰いながらやってみたらどう？｣


『できるかな、、』






樹｢……｣


北人｢嫌なんでしょ？他の男の髪触らせんの。｣


樹｢別に…｣


北人｢だから強がんなって。後悔する前に言え｣




確かにいくら山田さんだからってAに触らせんのは嫌



山田さんだからとかじゃなくて他の男の部類として嫌だ



Aが触るのは俺だけでいい。





うわ俺ほんとにやばい




後悔する前に言った方がいいか









樹｢ねえ、 『やっぱり大丈夫！』A…？｣



『樹いるし上手く巻けなそうだし笑』


裕貴｢そっかそっか笑大丈夫だよ、藤原くんの所行ってきな？｣






うん！ってこっちに来るA





やべえさっきまであんなに不機嫌かましてたのににやけそうどんな顔で接せばいいの




北人｢ニヤけてる｣


樹｢えほんとすか｣


北人｢良かったね｣





とフラフラどこかに行ってしまった

2→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す