My bad prince 【Kazuma.K】

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壱馬 side





あれから北人に色々と情報を集めてもらって
いくつかのことが分かった。





・名前は A A
・高校2年
・この学校では可愛いと男子から評判だけど
あまり男子と関わろうとしない。





ふ〜ん、やっぱり何か面白い子じゃん。笑





放課後が楽しみだな〜。笑









___放課後。





普通の子なら喜んで来るけど
昼に俺のこと怯えた目で見てたから来るか心配
だったけど来なかったら来なかったでお仕置してやろうと思った。





北「ねぇあの子ほんとに来ると思う？」





壱「来るやろ。来なかったら後で何かしてあげんとな。笑」





北「うわ〜鬼畜。笑」





北人にからかわれていた時、空き教室のドアが開いて
あの子が入ってきた。





入ってきたのはいいけどドアの前で突っ立ってるから
俺の目の前の椅子に座るように促したら
恐る恐るこっちに向かってきた。





はぁ〜ほんと見てるだけで面白い笑





この時にはもうコロッケパンの事なんてどうでもいいと思ってたけど、それじゃ呼んだ意味なくなるから
この事を使ってちょっと遊んでみようかなって思った。





その子が弱々しそうな声で





『か、壱馬､､､先輩、？』





って言ってきたからひっくい声で





壱「コロッケパン。」





って言うと、だんだん顔が真っ青になってきて
ものすごい勢いで土下座して謝ってきた。





やべぇ、まじで面白いこの子。笑





こっちは必死に笑いを堪えてるのに北人は
笑いながら"面白い"なんて言ってるし､､､。





いやぁ、この子どうしようかな〜､､､
あ、いいこと思いついた。笑





壱「､､､お前、今日から俺の女になれ。」





俺がそう言うと、頭に？を浮かべてる。





当たり前に嫌がって拒否権はって聞いてきたけど
そんなんあるわけねぇじゃん。笑





壱「ないに決まってんだろ。



じゃあ明日からよろしくな、Aちゃん。笑」





そう言って北人を連れて教室を出た。





久しぶりのおもちゃが出来たわ〜。笑





北「壱馬、あの子は大事にしなよ？笑」





壱「別にそんなんじゃないって言っとるやん。」





北「ふ〜ん。」





北人の言葉が気になるけど
今の俺はAに何をさせようかと考えるので
いっぱいいっぱいだった。









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