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ログハウス ページ46





9月の軽井沢
絶対混んでるって思ったけど、平日だからか、思ってたより随分空いてて
マユちゃんが行きたいって言ってたお茶屋さんと、それから商店街を回った後
予定から外してたガラス工房にも行けたの、嬉しいな

おじさんに習いながら、みんなでグラス作った
出来上がった4つのグラス
白濱先輩は、赤っぽいの
マユちゃんはピンク系で
わたしはみずいろ、佐野先輩は青

なんか、見てるだけで幸せ
家に帰ってもきっと、今日のこと 鮮明に思い出せるんだろうな



マユ「もう17時かあ、早いな。」

亜嵐「明日もまた回れるし、今日はもう家いく?」

マユ「そうですね。叔父さんから鍵受け取ってるから、いつでも大丈夫です。」

玲於「よっしゃー、あ、マユちゃん住所わかる?ナビ入れたい。」

マユ「わかりますわかります、これかな。」

玲於「おっけー。…え、5分?めっちゃ近いじゃん。」


車の中でのそんな会話
グラスが入った紙袋、抱きしめながら聞いてた
別荘ってどんなとこなんだろう
車、どんどん森林の中に入っていって
ちょっとだけ登ったところで止まった
窓から見てみたら


A「え、マユちゃん ここ!?」

マユ「そー!ここ!」

A「すごくかわいい!」

亜嵐「うわほんとじゃん、アニメ!?笑」

玲於「リアルログハウス。」


車止めて、みんなで外出て
マユちゃんが持ってたおとぎ話に出てくるような鍵で、ドアを開ける
外装、すごく可愛かったけど
中もびっくり、海外の昔のおうちみたいに
暖炉とかあって、ハンモックもかかってて
奥には天井からブランコが下がってる
ほんとにかわいい!


A「わたしここ住みたい!」

玲於「ふは、お前めっちゃ好きそうじゃん。」

A「だいすき、こういうの!」

亜嵐「ほらAちゃん、ブランコ!」


わーい!って
ひとしきりみんなで騒いで
二階に上がってみたら、お部屋ふたつあって
ベッド、にこずつ置いてあった
男女で部屋違くてよかったねーみたいな話をしながら、また一階に降りる


亜嵐「やべー住みて〜」

玲於「あは、見て、亜嵐くんハンモック。笑 めっちゃ似合ってる。笑」

マユ「ほんとだ。笑」


ハンモックに揺られながら、白濱先輩無駄にカッコつけてるし
おもしろくて写真撮りたくて
ポケットに手を入れた
けど


A「……あ。」

玲於「ん?」

A「…やばい、さっきのとこに 携帯忘れてきちゃった。」


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maki(プロフ) - 今まで何お話、読み返したら、やっぱり佐野先輩とうまくいってほしい。。(;_;)先輩!!何してんのーー!!! (2018年8月5日 7時) (レス) id: 9583ac788f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - ほんとに今一番大好きな小説です。全然話長くしていただいてかまいません!笑更新これからも楽しみにしていますので大変だと思いますが頑張ってくださいね! (2018年7月5日 23時) (レス) id: cb039e5484 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - きなこさんは更新率が高いことだけが取り柄だなんて、全然まったくそんなことないですよ(^^)きなこさんのお話を読むだけで元気になれます。いつもお話を読めること本当に嬉しいです。これからも応援しています。きなこさんの思ったまま書いてください! (2018年7月5日 23時) (レス) id: 49103f1761 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さいくぅー (2018年7月5日 22時) (レス) id: 527ff0df55 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - もうきなこさんの伏線が楽しみすぎます!!楽しみにしてます!! (2018年7月5日 22時) (レス) id: c6b1080ab1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きなこ | 作成日時:2018年6月16日 21時

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