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ほろ酔い ページ8

Aside






A「はあ、もう疲れた。」





涼太くんオススメのお店

その個室に通されて、つい本音が漏れる。



だってほんとに大変なの。


ふたり、オーラが凄いから絶対隣なんて並んで歩けないし

だから他人のフリして後ろからついて行ってたら、普通に見失うし。





涼太「いや疲れたのこっちじゃん、後ろ振り向いてもAいないから。笑」


A「だって歩くの早いもん。」


玲於「…Aが遅いんでしょ。」





今度からは絶対タクシーにしてもらおうっと。





涼太「適当に頼んでいい?」


玲於「涼太くんイチオシのメニューでね。」


涼太「うわプレッシャー。」


玲於「期待してます。」




やめてやめてって笑いながらも

慣れた口調で注文を終えた涼太くん。


うん、さすが神様。




運ばれてきた料理も頬っぺた落ちそうなくらい美味しかったし


…うん、やっぱり神様。









玲於「でさ、そいつの何がカッコいいって…もうやっぱ別格なわけ。キレとかいう問題じゃなくてそいつがいるだけで変わるんすよ、空気が。」





お酒も進んだ今は、ほろ酔い玲於くんが

よく分かんないけど たぶんダンス仲間を絶賛してるところ。



もうお箸置いちゃって、すっごい熱入ってる。

いっつもコレなの。


基本わたしは話わかんないから、可愛いなーって見てるだけなんだけど。






涼太「じゃあ玲於憧れてんだ、その人に。」


玲於「憧れっていうかもう、ライバルみたいな。俺も負けてらんねえな、みたいな。」


涼太「へえ〜」





…涼太くん、適当だな。


手元のグラス 烏龍茶だし。





A「…涼太くん、飲まないの?」


涼太「ん?…今日はいいかな。」


A「なんで?」


涼太「…玲於、たぶんコレ潰れちゃうから。笑」





…うわ

大人、涼太くん優しい。





玲於「でまあなんで俺がこの話したかっていうと…」




そんな涼太くんには御構い無しで、楽しそうに話を進める玲於くん。


がきんちょだ。

がきんちょ。





そんなとこも好き、なんて思っちゃってるわたし、たぶん相当重症だけど。




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なゆ(プロフ) - SnowMan目黒蓮くんのお話で全く同じ作品あるんです。今日読んでて佐野玲於ver知ってるなぁと思ったら、タイトルも見出し?も内容も全く同じでした。きなこさんが書いてるのかと思ったら作者は違う方です。一度確認してみて下さい、、、。 (2021年8月18日 4時) (レス) id: 1e103a7bc3 (このIDを非表示/違反報告)
ri(プロフ) - こんばんは。いきなりコメントごめんなさい。このお話2年前ぐらいに読んでから、すごい好きで定期的に読みたくなるんです。とっくにLDHのファンをやめたのに、懐かしくなって玲於くんのお話別作品も読ませていただきました。とても素敵でした。 (2020年6月18日 1時) (レス) id: c2ce5189fe (このIDを非表示/違反報告)
meiichikawa(プロフ) - とてつもなくこのお話が大好きです。 (2018年8月31日 18時) (レス) id: cd3e6473be (このIDを非表示/違反報告)
Neon - このお話にどハマりしてます。もう何回読んだことか、、玲於くんの不器用さがすごく伝わってきてどんどん続きが見たくなる!そんな感じのお話で、ほんとに読みながらキュンキュンしてます(/ω\)これからも小説頑張ってください!! (2018年2月12日 14時) (レス) id: adc5307a56 (このIDを非表示/違反報告)
honoka - この話すっごい好きです。主人公を応援したくなるし、何回よんでもあきません。せつないし、嬉しい!とか表現があって。ほんまに大好きです!占いツクールを初めて開いた時から読んでいまだに、たまに読んだりします! (2017年12月26日 0時) (レス) id: fb70c0baa4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きなこ | 作成日時:2016年11月10日 21時

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