検索窓
今日:21 hit、昨日:12 hit、合計:1,469,926 hit

いい子 ページ26

Aside







「それでは今から、グループごとに分かれて二次会となります!お疲れ様でした!」






22時




今から二次会の会場に移動する。






美琴「Aちゃん、行こ!」


A「うん。…じゃあ佐野くん、またね。」


玲於「ん。気付けろよ。帰りアレなら電話して。」


A「ありがとう。」







ここからそんなに遠くないお店だから、

曽田さんと歩いて移動することに。








美琴「最近夜も蒸し暑いね〜」


A「ほんと。わたし冬の方が好きだな。」


美琴「あ、そーなの?わたし夏派!」


A「そんな感じする。ビキニとか着ちゃう?」


美琴「もちろん!」







裏切らないな、曽田さん。



わたしビキニなんて着れないや。

そんなに自信ないし。







美琴「サマイベだっけ?あるじゃん。夏に。」


A「うん。」


美琴「あれね、登坂さんに聞いたんだけど、近くに海あるんだって!」


A「え、」


美琴「若い組はいっつも泳いでるって言ってたよ。」









若い組、って

絶対わたし入ってるし、臣くんも入ってる。





どうしよ。ピンチすぎる。








美琴「Aちゃんも泳ごうね!」


A「わ、わたし水着持ってなくて!」


美琴「そーなの?じゃあ今度買いに行こうよ!」









曽田さん、パリピだ。

やばいついてけない。









美琴「Aちゃん可愛いから、わたしも選びがいがある。」


A「やだやだ、わたし太ってるの。」


美琴「太ってる?…まあ、痩せてはないけど。笑」






……うん、正直な人 わたし好きだよ。うん…






美琴「けどなんていうの?女の子らしい体つきっていうか。うさぎとか、マシュマロみたい。」


A「それ褒めてる?」


美琴「褒めてる!可愛いなーって思って見てたもん。ずっと。」


A「曽田さんには言われたくないかも…」


美琴「あのね、わたしノーメイクだと妖怪だから!」







思わず笑っちゃう。

ほんと、いい子なんだ。


可愛いな。








美琴「あ、お店ここかな?」







立ち止まった先にある、居酒屋。


ライン開いてお店の名前確認しようとしたら









広臣「Aちゃん。」









後ろから、そんな声。









広臣「曽田さんも。迷わなかった?」


美琴「はい!」


隆二「俺らすげー迷いそうだったよね。笑」









言いながらお店に入ってく。




…ああわたし、心臓破裂しちゃうかも。





隣の席で→←ビンゴ大会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (745 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2165人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - き な こ さ あ ん ん ん ん (2016年8月5日 22時) (レス) id: ed10022dbc (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 読んでいてすごくドキドキします!更新頑張ってください! (2016年7月10日 17時) (レス) id: 08cd49b690 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます!嬉しいですm(_ _)m二話もよろしくお願いします! (2016年6月27日 21時) (レス) id: bb6ef10f0c (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - 有紀さん» 一気に!ありがとうございます!お待たせして申し訳ないです、やっと公開できました。二話もよろしくお願いしますm(_ _)m (2016年6月27日 21時) (レス) id: bb6ef10f0c (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - ふらふーぷ。さん» 塩な彼氏から読んでくださってるんですね!嬉しいです(^o^)今作も最後までよろしくお願いします! (2016年6月27日 21時) (レス) id: bb6ef10f0c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きなこ | 作成日時:2016年6月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。