イケメン美容師にご注意！- N.Ren×H.Sho -

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廉に連れられてヘアアクセサリのお店に来た。


シルバーとか、ゴールドの大人っぽいデザイン


だらけで、とても手が出ない。






廉「これとか似合うんちゃう？」


「そ、そうかな？」





差し出されたのはシルバーの星のデザインピン





廉「貸してみ？付けたる」



「あ、うん、ありがとう」



廉「かわい。買ったる」



「え、でもそれ高いし…」



廉「俺のために可愛くして来てくれたお礼やで」





廉は私と同世代にして、大人の男性が持つような



余裕がある。





「廉、凄いよね、同い年に見えない」



廉「まぁ、社会人としては先輩やからな」





気になってたこと、聞かないと。





「ねぇ、この前合コンのとき、あのお店にいたのって仕事？」



廉「デートやで？」







デ、デート？！待てよ、この前彼女いないって



言ってたような…





「そ、そうだったんだ。彼女さん大丈夫なの？」




廉「別れてん、気になる子いるからって、俺から」



「そ、そっか…好きな人いるんだ？」



廉「まだ好きかどうかは分からんねん、ただ、気にはなってるなぁ」



「上手く行くといいね」



廉「Aが言うことやないで、それ」



「ん？」



廉「いや、何もない。帰るか」





聞かなきゃ！このままじゃ聞けずに終わっちゃう！





「あのさ！」



廉「ん？」



「ゆかから聞いたんだけど、廉が私のこと俺の女って言ってたって…」



廉「あー、それ？合コンにいる男なんて基本身体目的に決まってるから」



「それで？」



廉「彼氏持ちやって思わせたら変に手は出されへんやろ？」






そういうことだったんだ。



確かにホテル行くかとか誘われたりして怖かった



けどあのあと何も連絡とか来てないもんな。



廉て、やっぱり対応が大人だな。



もしあの場に紫耀がいたらどうなったのかな？



なんて想像すると笑えてくる。

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