イケメン美容師にご注意！- N.Ren×H.Sho -

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昨日の帰りの車中で起こった出来ごとをゆかに報告。







ゆか「うひょー！廉くんやったね！やっちゃいましたね！あらま、積極的。」




「やっぱ、好きってこと…なのかな？」




ゆか「他にどんな理由があってキスするの？2人でどっか行きたいとか普通の人には言わないよ！」




「そっかぁ…」




平野「キスーー ？！」




ゆか「あんたは向こう行ってなさい！」




平野「なんだよ、俺にも聞かせろ。聞く権利は誰にでもあるだろ」




ゆか「なら言うけど、A、このままだと廉くんの彼女になっちゃうよ」




平野「そ、そっか…良かったんちゃう？廉良い奴やし、あいつなら安心や」




ゆか「平野、ほんっとに、それで良いわけ？」




平野「うるせぇ、図書室行って来る」




ゆか「うわ、あいつ逃げたな」






平野に告白して、幼馴染でいられなくなったら



寂しい。



ずっと笑っていたい。




廉の告白を断って、今までみたいな特別扱いを



してもらえなくなるのも寂しい。




こういうとき、乙女心は揺らぐ。




2人とも今のままでいて欲しいと願うのはきっと



私の我儘。






ゆか「よし！こうしよう！海行こう！4人で！」




「海？！」




ゆか「もうさ、水着になってさ、パーッと自分に素直になっちゃおうよ！」







ゆかは何でそうなる？！と突っ込みたくなるような



ことを平然と言ってのける。




そして周りにノーと言わせないところがある。



その心の強さに何度助けられたか分からない

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