月虹物語 2 (ページ24)

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第74話ページ24

リクとシオンが揉めるのを辞めた後、海の家でお昼ご飯を食べ終わるとルナは浜辺をレヴァと散歩していました

レヴァ
「ルナさん、見て下さい」

足元に落ちていた貝殻を拾いルナに見せる

ルナ
「綺麗な薄桃色だね、なんかラグの髪色に似てるね」

レヴァ
「確かにそうですね、ラグさんにあげたら喜んでくれますかね？」

ルナ
「きっと喜んでくれるよ」

ルナは浜辺を散歩しながら貝殻を拾い始めました

レヴァ
「貝殻を集めたら加工してアクセサリーにするのもいいですね」

ルナ
「じゃあ、たくさん貝殻集めちゃおー！」

レヴァとルナがおーっとかけ声をすると突然雨が降り始めた

ルナ
「さっきまで晴れてたのに…雨になっちゃたね(汗)」

レヴァ
「貝殻を集めは晴れてからでもできるので皆さんのところに戻りましょう」

ルナ
「…うん」

10分後…水の城・客室

ルナ
(雨だけじゃなくて風も強くなってきた)

ラグ
「ルナちゃん…ずっと…外見てる」

ゼロ
「ルナと水の国をお散歩…楽しみだったけど…」

シオン
「雨じゃ散歩どころじゃないからな」

リクはルナの頭を撫でる

リク
「ルナ、寒くないか？」

ルナ
「寒くないよ、心配してくれてありがとう」

イル
「ルナちゃん、もし寒くなったら僕に言ってね」

ルナは頷くとまた窓の外を見る

アル
「ところでさっきからクランとレヴァの姿が見えねぇけど？」

リク
「クランとレヴァは水王に呼ばれて話し込んでいるんだろ」

ルナ
「アクア、結構お喋りだから時間かかるかも」

シオン
「アクア様は昔からお喋りだった」

イル
「今は？」

ルナ
「今も変わらずお喋り大好きっ子」

ラグ
「仲間の1人には…必ずいる…ムードメーカー…だね」

シオン
「ムードメーカーなら俺達の所は三つ子だな」

アル
「まかせろ！」

イル
「時々漫才みたいなことしてるからね」

ゼロ
「ほとんど…アル兄だけど…」

キラ
「キューキュキュッ！(キラもムードメーカーになる！)」

ルナ
「キラはいつも楽しそうで見てるこっちまで楽しくなるからムードメーカーだよ」

キラ
「キュッキュー！(もうムードメーカーだった！)」

キラは既にムードメーカーになっていると分かって目を丸くしています

アル
「あー、はやく雨やまねぇなか」

イル
「雨が止みますように…(願う)」

ゼロ
「ルナ…雨止んだらレヴァと貝殻を拾うんでしょ？」

ルナ
「うん、だから早く雨止んでくれないかな」

その後すっかり晴れてルナとレヴァは浜辺で貝殻集めてどんなアクセサリーを作るか話しながら水の城まで歩いて帰りました