月虹物語 2 (ページ23)

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第73話ページ23

冷房装置事件から数日後…水王のお誘いで…海で遊ぶ事になりました

アル
「ゴム草履履いてきて正解だったな」

イル
「そうだね、日焼け止めと水分はちゃんと取ってね」

ゼロ
「うん…あれ？レヴァはどこ？」

クラン
「レヴァならパラソルの下だ」

指の差す方向に目を向けると暑さ対策万全のレヴァが座ってこちらに手を振っていました

アル
「荷物見張り番みたいだな」

イル
「本人は楽しそうだよ」

アルとイルの後ろからリクが冷えた瓶ジュースを後ろから少し当てて声をかける

アル＆イル
「うわぁっ(驚)」

リク
「海の家で安く売ってたんだ…飲むだろ(ニヤニヤ)」

アル
「なんだリクの仕業かよ(汗)」

イル
「飲むけどさ…たまに子供みたいなイタズラしないでよ(汗)」

リク
「お前達も子供みたいなイタズラするだろ…クランはこっちだ」

クランには瓶ビールを渡した

クラン
「…ありがとう」

ゼロ
「俺は…これがいい」

リク
「ラムネがいいんだな…あとはルナとシオンとキラ…どこに行ったんだ？」

ラグ
「…3人なら…砂遊びしてるよ」

少し離れた場所で砂の城を作っている

ルナ
「あとは形を整えるだけ…」

シオン
「キラ、海の水を少し持ってきてくれ」

キラ
「キュー！(バケツを持って行く)」

リク
「海に入らず砂遊びか？」

ルナ
「あと少しで終わるんだよ…？」

リクがルナの水着姿をマジマジと見る

リク
(タンクトップと短パンの水着か…悪くないな)

シオン
「ルナ、後でパーカー貸すから着て欲しい」

ルナ
「えっどうして？」

シオン
「日焼け防止をしたいからな」

ルナ
「？」

シオンはリクを睨みながら砂の城を完成させる

キラ
「キューキュッ！(バケツをシオンの隣に置く)」

シオン
「ルナ、下の方に水を入れるからな」

ルナはうんっと頷くと砂の城の下に水溜まりが出来た

シオン
「これで完成だな」

砂の城を作り終えるとシオンはルナにパーカーを着せる

ルナ
「あっありがとう…ん？」

シオン
「リク、やましい事を考えてただろ」

リク
「男が女に対してやましい事を考えたらダメなのか？」

シオン
「ダメだ」

リクとシオンは男女の事で揉めているようです

ルナ
「キラ、一緒に海に入ろうよ」

キラ
「キュー！(はーい)」

ルナとキラはリクとシオンを置いて先に海に入りました

クラン
「まだ2人は揉めてるんだな」

ルナ
「海に入らないのかな？」

ラグ
「…楽しいのにね」

キラ
「キューキュー！(楽しいよー)」

その後もリクとシオンの揉め事は収まるそことはありませんでした