月虹物語 2 (ページ1)

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第51話ページ1

無の国の舞踏会でそれぞれの王達は幻獣王が用意した王座に座りそれぞれの国の料理を食べながら話に華を咲かせている

炎王・レオン
「ルナ、シオンはちゃんと騎士として任務をこなしているか？」

虹王・ルナ
「うん、ちゃんと任務をこなしてるよ」

氷王・マリア
「ルナさんに聞かずにご自分で聞いてみたらいかかですか？」

炎王・レオン
「俺から聞くとシオンが舌打ちをして睨みつけてくるんだ」

闇王・ディーア
「嫌われてんじゃねぇの？(もぐもぐ)」

炎王・レオン
「嫌われていないはずだ！」

水王・アクア
「アクアもクランちゃんに避けられるよー」

光王・ライラ
「それはアクア様が構ってばかりなのでは？」

雷王・ジン
「…構ってばかりだと…男性は嫌がる…(もぐもぐ)」

水王・アクア
「今度から適度にクランちゃんに接するよ(もぐもぐ)」

風王・フウガ
「戦友よ、1曲踊らぬか？」

虹王・ルナ
「踊る！」

ルナは席を立つとそれに気づいた男性達がルナの前に集まってきた

ルナ
「何事！？」

男性達
「虹王様！俺達と踊りませんか！話をしませんか！」

虹王と踊りたい者と話をしたい者で集まっていたらしい

幻獣王
「虹王は人気者じゃな」

ルナ
「人気者って数じゃ…！」

フウガがルナの前立つ

フウガ
「悪いが今から虹王は我の相手をするのだ…早々に散れ」

ルナの周りから男性達がいなくなった

ルナ
「あっありがとう、フウガ」

フウガ
「フッ礼は踊りで返してもらうぞ」

そう言うとフウガはルナの両手を握りしめて踊っている他の者達の方に歩いていった

ディーア
「レオン、フウガに先越されていいのかよ」

レオン
「ルナが楽しいなら別に気にしないさ」

レオンはルナとフウガを見ながら赤ワインを飲む

死王・シエラ
「…おまたせ…ディー」

ディーア
「サンキュー、おーやっぱり死の国の果物美味いな」

シエラ
「…ディー、次は何が食べたい？」

ライラ
「シエラ様、あまりディーアくんを甘やかさないでくださいね」

シエラ
「…うん」

月虹物語シリーズ2がスタート出来て私も嬉しいです
これからもよろしくお願いします