恋人未満。《s.m》 (ページ31)

今日:26 hit、昨日:48 hit、合計:74,531 hit

. ページ31

京「好きなんだろ。慎太郎の事。」

貴「…うん」

京「だったらやる事なんて1つしかないんじゃないの」

高「Aなら大丈夫だろ」

貴「だといいなぁ」

慎太郎、本当に彼女と別れたんだ…。

どうしよ。

凄く嬉しいや。

正直大我のアドバイスは参考にする気は無いけど
少し頑張ってみようかなとは思う。

A休みいつ?
モリ明後日かな
A予定なんもないなら会わない?
モリいいよ。
ちなみに前日の夜も早く終わりそうだけど
どうする?
Aたまにはドライブしたいかも。
車出してよ
モリおっけー
明日仕事終わったら連絡するわ
行きたいとこ決めといて。

A夜の海行きたい
モリめっちゃいいじゃん!じゃそうしよーぜ!

Aじゃそれで〜👋

貴「ふふっ」

京「うわっ、めっちゃ恋してますって顔してんなー」

貴「喧嘩売ってる？？買うよ？？」

高「お前らすぐ喧嘩すんなって笑
大我は煽んなよ」

京「慎太郎とデートすんなら
少しでも進展させてないと許さないから」

貴「大我はどの立ち位置なのよ…」

高「ほら、そろそろ解散すんぞ。」

なーんでいっつも突っかかってくんのかねこの人は。

まぁでも私の分の飲み代奢ってくれるところは好きだけど。

性格は悪いよねまじで。

＿＿＿＿＿＿
京本side

高「お前はなんでAに突っかかんの？」

京「別に。」

Aが慎太郎の事大好きなのなんてずっと知ってた。
昔から、ね。

慎太郎がAのこと、
女扱いあまりしないせいでアプローチ出来なかったことも
全部知ってる。

慎太郎が最近Aの事を女として意識し始めたのもね。

だから、このチャンスものにするしかないじゃん。

長年うじうじしてたくらいだから
こうやって発破でもかけないとAは
ビビって動けなくなるでしょ？

京「こんぐらいが丁度いいんだって。
あの二人には。」

高「お前って不器用だよな」

京「こーちには言われたくないね。」

高「傍から見ればあの二人、
くっつくのはもう時間の問題でしょ。」

京「それと今日Aと飲むって言ったら
慎太郎凄い怖い顔してたからね笑」

高「絶対に手出すなって言ってたもんな笑」

ほぉーんと、拗らせてないで
早くくっつけばいいのに。