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高地side
店を出てすぐ声をかけてきた男を見た瞬間
Aちゃんが青ざめた表情をしていたから
例の男だとはすぐに気づいた。
変に手を出されないように自分の後ろに隠し
相手の男に応戦する。
店の前でのやり取りの中
ヒートアップしそうな予感を感じとり
彼女の震えが落ち着いたところへ
今度は男側に歩み寄り
逃げられないように肩を組む
【なんなんだよっ！Aちゃんは俺のなんだ！】
「あぁ？」
ふーっと長い溜息を吐いたあと言葉を続ける
「あのさぁ……Aは俺のだって言ってんじゃん」
さっきよりもワントーン自分の声が低くなるのを
感じつつ言葉を続ける。
「俺、独占欲強いからさ〜
Aが他の男に話しかけられただけでも
ムカつくんだよね〜」
あくまで笑顔を崩さず、
相手の肩を握る手の力を強くしていく
「で？あんたしつこくあいつにメッセージ送ってるんだって？？はっきりその気ないって言われてるんでしょ？余計嫌われるってわかんない？わかんないかぁ〜笑」
一気に捲し立てギリギリと
さらに手に力を込めていけば
【い゛っ……】
と呻く声が聞こえる。
「ここで会ったのも偶然じゃなくてつけてたんだろ？わかんだよね〜、挙動見てれば。
で？あいつのストーカーしてどうすんの？ん？
振り向いて貰えないなら力ずくで
襲いでもしようとか思ってる？
あ、図星なんだ〜へぇ〜……
そんなことしたら
お前のこと、こ/ろしちゃうよ？？」
笑顔を崩さないまま、相手の耳元で微笑みかければ
ヒッ…という声が聞こえた。
ここまで怯ませればもう大丈夫かなと思い
まぁ二度とあいつに仕事以外でかかわんないでよ。と
背中をポンポンとたたけば
俺を振り切り
クソっ！！！！と負け惜しみな声をこぼし
相手はすぐ去っていった。
心配そうに駆け寄ってきた彼女を
抱きしめ落ち着かせる、
何したのか、と聞かれたけど
知らなくていいことだよと流し
帰りを促す。
言うつもりはないよ。
自分のドロドロしたところは
好きな子には見せたくないし。
でも少し素を出しすぎたかなーなんて反省。
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Rio(プロフ) - jnkpinkgold96さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね！！ (2019年12月29日 8時) (
レス) id: 9d25529248 (このIDを非表示/違反報告)
jnkpinkgold96(プロフ) - エガオな高地くん最高です！北斗くんバージョンも楽しみにしています。更新頑張って下さい。 (2019年12月29日 1時) (レス) id: dca8e213b9 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - Rioさん» ありがとうございます！！ (2019年12月8日 22時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - けーぽさん» ありがとうございます！少しずつ書かせていただきますね！時間かかってしまうかもしれませんがお待ちください！ (2019年12月8日 22時) (レス) id: 9d25529248 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - Rioさん» できれば全員バージョンが嬉しいんです！！！！でも、忙しいと思うので、体には気をつけてください！ (2019年12月8日 21時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2019年12月8日 16時
