hairsalon【SixTONES】 (ページ10)

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貴方side

貴「な、なんかおかしいこと言いましたか！？」

「やwwwごめん、そんなんじゃなくてw確かに嵐みたいなやつだな～って1人で面白くなってたww」

くしゃくしゃっと目の横に笑いジワを浮かべ

笑う店長さんにこちらもついつい笑ってしまう

「さっ、カットはこんな感じでいいかな？」

軽く揃えられた髪の毛を1束ずつ掬いながら

コームで長さの確認をする店長さん。

貴「あ。はい！全然そんな感じで大丈夫です！」

じゃあ、カラーの色を決めようと

見本をこちらに差し出してきた。

「こっちのこのぐらいの明るさなら怒られたりしない？」

貴「そう…ですね。このぐらいなら周りでもいるので大丈夫だと…」

「決まり！カラー剤作ってくるから待っててね！
あ、飲み物何がいい？」

貴「じゃあコーヒーで！」

「砂糖とかいる？」

貴「一応……」

「はーい！！」

カラー剤を作りに裏に下がった店長さんを

待っている間手持ち無沙汰なので

目の前に置かれた雑誌を手に取り読み始める。

あ、このコートの色可愛いなぁ…

こっちは結構カジュアルめな服だけど可愛い

「それ、Aちゃんに似合いそう」

と店長さんが背後から雑誌の1部分を指さしてきた。

貴「これですか？」

「うん。そーゆーの俺好き」

指さされた部分には、

アメカジっぽさのあるダメージジーンズと

白ティーの上に赤いチェックの

ロングカーディガンを

着こなしているモデルさんが載っていた。

貴「へー、こういうのが好きなんですね」

「まぁ、俺自体アメカジ系が好きだからね～」

言われてみれば今来ている服もそうだ。