50.首筋と鎖骨＊Kazunari＊ ページ20
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生徒会室のソファの上
俺に見下ろされて固まってるAの目は、怯えてた。
大野さんが手出すわけないし
この子もそんな簡単な子じゃないってわかってたよ、ちゃんと。
だけど、あの噂知ってんだなって
あれ…信じたんだなって思ったら、なんか…
すっげームカついて。
確かに、1人の女には執着しない。
今まで、確かに俺は何人も抱いた。
だけど、学年の女全員なわけねーだろーよ。
和「だったらお前も、そのうちの1人にしてやろうか？」
口をついて出る言葉は全部、裏腹で。
「なに、言って………」
和「そのまんまの意味だけど？…わかんないなら教えてやろっか？」
「っぁ、や！！やめっ…！」
頭の上で纏めて押さえつけた、細い手首。
和「暴れんなよ」
制服の、シャツのボタンを2つ外すと見えた白い肌と、浮き上がった鎖骨。
「んんっ！！っ、ゃ…、」
首筋と、逃げようと動くたびに主張する鎖骨にキスをすると、それだけで甘い声を漏らして。
和「なんだよ感じてんじゃん」
「ちが…ぁっ、ぃや！！」
唇を滑らせる度に聞こえる声…どんな表情してんだろって顔を見ると。
「いや」って言葉だけを繰り返して、ギュッと閉じた目から涙を溢した。
俺、……何してんだろ……。
泣かせたいわけじゃなかったのに…
ただ、大野さんとはなんもないんだって、Aの口から聞きたかっただけだったのに…
パチン_______________
和「って…、」
我に返ったその瞬間に押さえつけてた力が抜けていて、思い切り…つっても、まぁまぁ弱い力で頬を叩かれた。
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知日(ともび)(プロフ) - マリーさん» ありがとうございます！！これからも見守ってあげて下さいね♪更新頑張ります！！ (2016年8月27日 19時) (
レス) id: 2df8e76a2f (このIDを非表示/違反報告)
マリー - とっても面白いです！！ (2016年8月26日 13時) (レス) id: 5a5dc08590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：知日(ともび)
| 作成日時：2016年7月15日 15時
