44.なんで＊Kazunari＊ ページ14
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和「あーー胸くそわりぃ…っ！」
部屋の扉を閉めると、バタン！とでっかい音が鳴った。
今日はなんか朝から調子悪くて、学校を休んだ。
夕方んなって腹減ってきて
でも冷蔵庫ん中になんもなくて。
仕方ねーか…ってコンビニに行こうとしたらめちゃくちゃ雨降ってやがんの。
その帰り。
てきとーにパンと飲みもん買って、古くせぇアパートの多いこの辺じゃ、割と目立つ小綺麗なマンションに
見慣れた姿がふたつ。
女の部屋ん中に、慣れたように男が入っていった。
なんなんだよ……
なんでAの部屋に大野さんが入り込んでんの…？
で、なんで俺はこんな腹立ってんの……？
もう意味わかんねー…。
○「珍しいわね和がイライラしてるの、」
和「良いからさっさと脱げよ」
大雨の中、呼べばすぐ来る女なんていくらでもいる。
最近じゃぁ学年の女子全員抱いてる二宮和也みたいな噂もあるらしいじゃん。
○「ぁ、や……んっ」
和「んぁ………」
Aの耳にも入ってんのかな？
○「んっ、なにっ…考えてるの、…？」
和「ん……っるせ……、」
俺の下で揺さぶられてるヤツに
わけのわからない感情をぶつけて、吐き出した。
嫉妬_______________
女に2度と執着しねぇって俺は決めてんだよ…
なのに
和「なんでだよ…っ！」
○「んんっ、あっ、！」
次の日、重い身体を引きずって学校へ行くと
いつもみたいにふにゃんと笑う大野さんがいた。
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知日(ともび)(プロフ) - マリーさん» ありがとうございます！！これからも見守ってあげて下さいね♪更新頑張ります！！ (2016年8月27日 19時) (
レス) id: 2df8e76a2f (このIDを非表示/違反報告)
マリー - とっても面白いです！！ (2016年8月26日 13時) (レス) id: 5a5dc08590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：知日(ともび)
| 作成日時：2016年7月15日 15時
