山田くんと菅田兄 ２ ページ11
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涼介くんがお兄ちゃんの家にやってきて
早くも二時間が経とうとしている
涼介くんとわたしと弟と３人でテレビゲームを
している様子をお兄ちゃんは座って見てる
｢お兄ちゃんもするー？｣
菅田｢いや、ええよ｣
｢山田くんにA取られて拗ねてんねん｣
山田｢そうなの？(笑)｣
菅田｢拗ねてへんわ！｣
｢兄ちゃん普段何しても怒らんけどAのことになったら人が変わんねんなー(笑)｣
山田｢将暉のシスコン話はよく聞いてたけどここまでとはなー｣
｢まぁAも兄ちゃん大好きやもんなー。この前なんて…｣
｢｢お前少し黙れ｣｣
｢ほら、ハモるほど仲ええやん(笑)｣
弟に話さなくていいことを暴露されて
ムカついたから二の腕をつねってやると
｢いってぇ！！！｣とコントローラーを落とした
その隙を狙って弟が使ってるキャラを
ボッコボコにする
｢いぇーーい！１位！｣
菅田｢A、よくやった｣
｢お前、今のは反則やろ！｣
｢だってむかついたんだもん｣
｢可愛くな｣
｢うるせー｣
そこからわたしと弟の白熱したゲームバトルが始まって、いつの間にか涼介くんがゲームを止めてお兄ちゃんと談笑していることに気づいたのは約１時間後
｢ゲームに集中しすぎて涼介くんいなくなったの気づかなかった｣
山田｢だって二人とも俺のこと置いてけぼりで二人で勝負すんだもん(笑)｣
菅田｢こいつらいっつもそう｣
｢てかもう11時だけど涼介くん今日泊まってくの？｣
山田｢いや、明日も仕事だしそろそろ帰ろうかな｣
｢わたしも帰るから一緒に帰ろ！｣
菅田｢え、A泊まらんの？｣
｢わたしも明日朝から撮影だもん｣
菅田｢じゃあ俺も送ってく｣
山田｢どんだけ俺のこと信用してないの(笑)｣
｢違うよ、兄ちゃんは少しでも長くAといたいだけやんな｣
菅田｢そうそう…ってお前はさっきから一々うるさいわ｣
山田｢Aのこと好きなくらい俺のことも好きになってよ｣
菅田｢いや、涼介のこと同じくらい好きになったら気持ち悪いやろ｣
｢Hey! Say! JUMPのセンターと人気俳優の熱愛疑惑ってやばいね(笑)｣
菅田｢兄ちゃんがそういう疑惑になるんやで｣
｢わたしはそれもそれで新しくていいと思うけど｣
山田｢俺が嫌だわ(笑)｣
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作者名：タ ミ ヤ | 作成日時：2019年6月2日 21時
