ゴジュウヨン ページ5
ちなみに移動時のファンは今回は幸運だったらしい、全くそんな危ない接触などが見当たらず、温かい拍手で見送られながら出国し、日本の会場入りを果たした。
挨拶をしてリハーサルをして、最後にメイクと衣装の確認をユナさんとソヨンさんとしてホテルにチェックインした。
私は案じられていたのか一人部屋だった。
久しぶりの日本で心浮かれていると、スマホが鳴った。
「はい」
JN「ヨボセヨ〜!今部屋でご飯食べてるからよかったら来て〜グクとジミナもいるよ〜」
「それ私いない方がいいのでは?」
JK「絶対来て!アシスタントなのに来ないのは職務放棄??だ!!!!!!」
JM「グク…わかってないのにその言葉使おうとしたんだね…」
「わかりました、取り敢えず向かいます。」
PDさんに渡された服に身を包み、
メッセージで送ってもらった部屋番号へと向かった。
チャイムを鳴らすとドタドタと音がして、ジミンさんが顔を出した。
JM「静か〜に入ってね…?あまり喋らないように…」
「わかりましたが何故…」
JM「実は間違えてジンヒョンがV LIVEの撮影開始ボタン押しちゃって…丁度晩ご飯食べようと机に用意してたから誤魔化す為にEAT JIN始めちゃったんだ…でも多分大丈夫!三十分程で終わらせるから!そこ座って待って!」
「わかりました…」
部屋に入って椅子に座ると机の前で食事中のグクさんがちらりと私を見て目を見開き、箸を落としかける。
すかさずジミンさんがバカだな〜と頭を撫でてその場を凌いだ。
話題は明日のコンサートへと移る。
JN「ヤー明日のコンサート動けるか心配だな〜」
JK「大丈夫ですジンヒョンはピーターパンなんですから」
JN「無理だよ…流石に…」
JK「ん?コメントに…あ〜最近来た全身真っ黒のキャップとマスクした新しいスタッフさんが高身長でマッシュヘアが超似合っててイケメン?」
JN「それ僕よりもって言ってるの?」
JM「まさか、ジンヒョンはワールドワイドハンサムでしょ?
そのスタッフさんは練習生で今実習の為に参加してるんです〜あと二週間ほどお世話になる予定です!」
JK「実はね〜今ここにいるんだよね〜
ね?ヨル?」
急に話を振られて焦り、思わず椅子から立ち上がろうとバランスを崩す。
JM「危な笑笑
ヨル慌てすぎ笑笑
手だけでも振っといてごらん?」
「はい」
言われるがままにグクさんに手を掴まれてぶらぶらと揺らした。
JN「皆声も綺麗だって言ってる!」
JK「撮影では厳しいですけどね…」
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炭水化物天国(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます。 (2019年12月9日 7時) (レス) id: 436b7c78e4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 無理しないよう頑張ってください。 (2019年12月8日 8時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:炭水化物天国 | 作成日時:2019年12月6日 23時