ﾅﾅｼﾞｭｳ ページ21
起きたら目の前にグクさん。
『神はまだ私を赦してくれないのか』
JK「うん？A、どうしたんだよ」
『私はもう十分です
こんなに苦しい日々をまだ過ごせとおっしゃるのですか。
生まれてまだ十数年でもこんな仕打ちはなんとまあ酷いことでしょう。
この世に産み落とされたことを悔やんでおります。
私が楽になろうとする度に何故私を起こすのですか？
私は悪魔に取り憑かれている。
私は天使に見捨てられている。
神は涙も流さない。
母は偽りの涙を流す偽善者。
父は母に呪われて亡くなった。
我が友は裏切り者。
我が夢は打ち砕けて破壊された。
神。
嗚呼神よ。
貴方はこれ以上に何を望むのか。
この私にどう夢を見ろと言うのか。
生きる希望など見つからない。
見つかった微かな光は全て滲んで消えた。
私は
もう私は
疲れました。
疲れたんです。
神よ。
何故私をこのような姿で作りなさったのですか
この見た目と能で私は何度も貶されました。
愛の言葉なんて存在しない世界です。
果てしなく絶望で染まり切った私にしたのは神。
貴方ですよ。
後悔してください。
これが最後です。
赦してください。
私は舌を切ることすらもさせてくださらないのですね。
意地が悪いのですね。
それならば__TH「もうやめて！」
TH『A…
Aはたくさん辛かったね…
僕には、わからない、ですけど、
でも、僕は、知っている、ます
AはAのお母さんに、捕まってる。
明日の１２時までに、、』
TH「明日の１２時までにAはAのお母さんのところに言って自分の今言った気持ち全部
ぶち撒けるんだ！」
「ぶち…撒ける…？」
TH「僕も一緒だよ。
A、僕とずっと一緒にいよう。
僕がAに吐くほどの愛をあげる。
Aは僕に全部委ねていいよ。
今までできなかったこと全部やろう。
Aが良い行いをしたらたくさん褒めてあげる。
Aが辛い時は腐るほどの愛の言葉を眠るまで囁き続けるよ。
Aがダメなことしたら叱るよ。
Aとたくさん笑おう。
Aの落ちた涙からは花を咲かせよう。
Aのテンポに合わせてゆっくり一緒に前に進もう。
僕がずっと隣についてるよ。
だから、
だからA、
自分の気持ちを解放しよう」
いいのか、
私は自分の気持ちを吐き出して許されるのか、
私は、
私は彼に…
「依存してもいいの…？」
TH「勿論」
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炭水化物天国(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます。 (2019年12月9日 7時) (
レス) id: 436b7c78e4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 無理しないよう頑張ってください。 (2019年12月8日 8時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：炭水化物天国 | 作成日時：2019年12月6日 23時
