パリコレ捨ててアイドル目指しました。II (ページ12)

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ﾛｸｼﾞｭｳｲﾁページ12

泣きすぎちゃったと笑いながらオンニは予備のブラシを取り出して楽屋に戻った。

SY「そういえば、Aってもっと可愛い服が好きなんじゃなかったっけ？

なんでそんなボーイッシュで…」

「契約です

私仕事中はスカート等の過度な露出な服装はできないことになっています

オフの時の話は別ですけど」

でも貴方スカート沢山似合うのに…と口を尖らせるオンニを久々に見て嬉しくて思わず目を細めた。

YN「二人ともおはよう！

衣装のスタッフさんも最終確認完了したって！

ただ、設営なんだけど、男手が足りないみたいだから

ヨル行ってくれない？」

「わかりました」

一つ返事でステージへ向かおうとしたらソヨンオンニに止められた。

SY「ヨル、まだ体力戻ってないでしょ？

ユナオンニ、ヨルはついこの間まで療養してて筋肉が衰えているんです」

「いえ、そんなこと__SY「ヨルは黙ってて！

オンニ、この子はすぐに無理しようとするんです。

お願いします、設営に向かわせては逆に足手まといになってしまうと思いますので…」

するとユナさんが急にクスクスと笑い始めた。

YN「もうわかってるわよ笑

ヨルってモデルだったAよね？

抜群のプロポーションにハイセンスな活躍ぶりで気付かない訳がないじゃないの笑笑」

バレてるとも気づかずに熱心に仕事してる姿が本当に心地よかったと褒める。

YN「もうバレたことだしそろそろオンニ呼びしてくれない？こんな可愛い後輩なのにしてくれなくてもう本当に焦ったくて仕方がなかったんだから！

でも面白いし防弾の皆には内緒にしましょ笑」

「はい…ありがとうございますユナオンニ、ソヨンオンニ…」

元気でた！と大きく腕を振り回して仕事に取り掛かる。

RM「おはようございます

本日はよろしくお願いします」

YN「本日【は】じゃなくて【も】でしょ？」

細かいニュアンスにまで厳しいやとジンさんに小突かれながらも全体の指示を始めるユナオンニ。

それに従ってメイクをするソヨンオンニ。

オンニたちの指示に従って補助をする。

オンニたちと忙しく作業する一体感に

素直に楽しいと思える自分がいた。

(すみません細かく書いてたら終わりが見つかりませんのでライブ中は飛ばさせていただきます)

MG「皆お疲れ。

明日は日本の雑誌撮影後に帰国してそのまま午後はオフだ。

明日の午後を有意義に過ごせるように午前の仕事は手を抜くなよ

お疲れ様」

BTS「「「「「「「お疲れ様です」」」」」」」