サンジュウロク ページ36
THサイド
Aちゃんと友達になれたのが嬉しくて、普段は寂しい個人撮影の仕事も張り切っていた。
TH「あー!!!今日の仕事完了!!」
マネージャー(MG)「お疲れ様。宿舎まで送っていこうか?」
TH「いや、事務所に忘れ物したから一旦そっち行く〜♪」
もしかしたらAちゃんいるかもしれないし!
MG「おう…なんか機嫌いいな…なんかあった?」
TH「なんも〜♪」
早く事務所着かないかな!!!
MG「ほら、着いたよ」
TH「ありがとうございますー!また明日ね!ヒヒッ」
Aちゃんどこだろう!(既にいる前提)
自販機とか?
もしこれで当たってたら僕天才すぎ〜!
あっ、あれAちゃんかな?
すごいふらふらしてる…?
顔が俯いたままで表情がわから___
「______ッ」
自販機の画面を両手で叩き割るようにぶつけて、
仕舞いには自分の顔を自販機に思いっきり何度もぶつける。
乱れた髪の間から覗く表情は
絶望に溢れていた。
そんな顔を見たと同時に体が動いた。
TH「A!!!!!!」
Aサイド
TH「ってことがあったんだから、まだ戻ってきちゃダメ!ほら、マネヒョン呼ぶから病院戻ろ!」
戻ってもきっと一人であの環境に入れるのだろうか
TH「一人が不安なら僕がいてあげるよ
Aったら、心の声だだ漏れだよ?寂しんぼさんなんだね!ヒヒヒッ」
「そうみたいです
今までは平気だったんですけど、」
なんでだろうか、テテさんをはじめとしたBTSさんとTXTさんとは知り合ったばかりなのに古くから親しくしていたような温かさを感じるのだ。
しかも、テテさんとは目を合わせるのも、話しかけるのもなぜか躊躇してしまう。
TH「ねぇ
それって俺、期待していいんだよね?」
468人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:炭水化物天国 | 作成日時:2019年11月13日 21時