パリコレ捨ててアイドル目指しました (ページ20)

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ﾆｼﾞｭｳページ20

JM「Aちゃん、僕のことはジミンでいいよ！小人だなんて呼ばないでね！確かにAちゃんよりも…うっ…低いけど…でも僕の心は銀河のように広いんだからね！」

「わかりました、小b__ジミンさん」

JM「うわ！Aちゃんにまで！酷い！」

嘘泣きを始めたジミンさんとそれを見てさらに揶揄うグクさん。年上の二人がオッパ呼びをお願いして撃沈してから他の皆がオッパ呼びを提案しなくなって少しクスッとした。

JM「テヒョンア～お前いつまでいじけてんだよ～早く言っちまえよ～」

最初から一言も話さず、会話にも入らなかったVさん。皆曰く普段は意味不明な言動をしていて活発らしいが、それをいうなら普段とは真逆の雰囲気を纏っている。

ここでデビューするのであれば仕事上でも仲良くしなくてはならない。声をかけねば__

「「あの__」」

私はどうやらタイミングの神に嫌われているみたいだ。

「すみません、Vさんからどうぞ」

TH「ごめん…実はAさんこと前に来日した時にいたスタジオの控え室の雑誌で見たことがあって、

止まっている時も動いている時も色んな表情をしていて、すごいなぁって思ってたんだ。

なんか、お箸みたいだなって」

拝啓過去の私へ。

数年後の貴方はお箸になれますよ。