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ｰHiroomi side
撮影が始まってから1週間。
フィオーレ「Omi！」
初日の一件以来、俺はフィオーレにかなり懐かれていた。
フィオーレ「Will you sing a song？」
広臣「OK,Which song do you want to hear？」
フィオーレ「Hmm...
I want to listen to Forever Together.」
広臣「OK.」
俺はフィオーレを膝に乗せて歌い出した。
広臣「これはもうdestiny 運命と言えるよ
歩いてくる君 とびきりshine and bright
冬の星座二人の始まりを照らしてる
天使舞うよな笑顔で 幸せくれるんだ
I got promises すべてかけて誓うよ
Between you and me
二人分かつものはない
I wanna last forever
Forever Together
いま恋に落ちた 世界が歌うよ
ほら愛が降ってきた」
フィオーレ「I love your voice！」
広臣「Thanks.」
笑ってフィオーレの頭を撫でる。
広臣「How old are you？」
フィオーレ「I'm14years old.
Are you,Omi？」
広臣「I'm32.」
フィオーレ「Oh,really？」
そこへ、敬浩さんが呼びに来た。
敬浩「登坂っち、休憩終わりだって。」
広臣「I'm sorry,Fiore.」
フィオーレ「All right.
Hang in there！」
広臣「Thank you.」
フィオーレがアランの元へ走っていく。
それを見ながら敬浩さんが口を開いた。
敬浩「懐かれてんねー。」
広臣「そうっすね。」
敬浩「いいなぁ、俺なんかまだ警戒されてんだよ。」
広臣「敬浩さんも歌ってあげればいいのに。」
敬浩「無理無理、寄って来てくれないもん。」
そう言って彼は肩を竦めた。
エレン「またフィオーレに歌ってくれてたんですか？」
広臣「うん。」
エレン「すみません、ありがとうございます。」
広臣「いいよいいよ。
フィオーレ可愛いし、俺子供好きだし。」
エレンがほっとしたように笑う。
今日の撮影シーンは初めて千花(A)と冬馬(瑠唯)に会う場面。
カメラが回り出すと、ふっとエレンの顔が変わった。
普段の顔とも、モデルの顔とも違う“女優”の顔。
撮影は夕方まで続いた。
スタッフさんから水を受け取って外の空気を吸おうと外に出る。
橋にもたれかかって川を眺めていると、声を掛けられた。
エレン「臣さん。…隣、いい？」
広臣「いいよ。」
エレンが俺と同じように橋にもたれかかる。
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直実(プロフ) - 瑠さん» ありがとうございます。更新出来るように頑張ります (2020年2月2日 16時) (
レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
瑠 - この話大好きすぎて今でも1から読み返しちゃいます！続き気になりますっ (2020年2月2日 0時) (レス) id: 0f96ca270c (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - 瑠夏さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏(プロフ) - このお話大好きです！！ (2019年12月25日 3時) (レス) id: aac41bdd70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年11月2日 17時
