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ｰHiroomi side
広臣「エレン、やめてやれ。
事故に遭いかけたんだし、その子怪我してるんだ。」
エレン「臣さんは!?怪我ない!?」
広臣「俺は大丈夫。」
エレン「良かった…。
本当にありがとうございます。」
広臣「知り合い？」
エレン「…私の妹なの。」
広臣「え、」
エレンがフィオーレに問い掛ける。
エレン「Fiore,where is Alan？」
フィオーレ「Well...」
フィオーレが口ごもる。
？「Ellen,welcome home.」
エレン「I'm home,Alan. 」
後ろを見ると、フィオーレとよく似た顔立ちの少年。
アラン「Fiore!?What's up!?」
広臣「あー、事故に遭いかけて…。」
アラン「あんた、誰だ？
フィオーレに何した！」
エレン「やめなさい！」
エレンが少年の頭に拳骨を落とす。
エレン「He is her benefactor！
臣さん、ごめんなさい。
妹のFioreと、弟のAlan。」
2人と目線を合わせて自己紹介をする。
広臣「My name is Hiroomi Tosaka.
Please call me “Omi”.」
フィオーレ「Can I touch the your face？」
広臣「Yes.」
頷くと、フィオーレの柔らかくて小さな手が俺の顔に触れた。
何かを確かめるように触れられる。
…この子、もしかして…。
フィオーレ「Thank you.」
広臣「You're welcome.」
エレン「フィオーレ、あっちにAがいるわよ。」
フィオーレ「Really!?
Alan,let's go！」
アラン「OK.」
2人が手を繋いでAの方へ行く。
広臣「エレン、フィオーレって…。」
エレン「…あの子、生まれつき目が見えないんです。」
広臣「…やっぱり。」
エレン「いつもアランといるんだけど、今日ははぐれちゃったみたいで。
臣さんが助けてくれて、本当に良かった。」
広臣「英語で話してるんだ？」
エレン「父がフランス人で、母が香港人なんです。」
広臣「そっか。」
そのとき、スタッフさんに呼ばれた。
スタッフ「1度集合お願いしまーす。」
エレン「はーい。
行きましょ、臣さん。」
広臣「うん。」
俺は頷いて、エレンと一緒にスタッフさんの元へ向かった。
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直実(プロフ) - 瑠さん» ありがとうございます。更新出来るように頑張ります (2020年2月2日 16時) (
レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
瑠 - この話大好きすぎて今でも1から読み返しちゃいます！続き気になりますっ (2020年2月2日 0時) (レス) id: 0f96ca270c (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - 瑠夏さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏(プロフ) - このお話大好きです！！ (2019年12月25日 3時) (レス) id: aac41bdd70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年11月2日 17時
