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ｰRui side
俺たちは近くの居酒屋に入った。
物珍しそうに辺りを見渡しているエレンさん。
敬浩「エレンちゃん、居酒屋は初めて？」
エレン「っていうより、日本に来るのが初めてで…。」
広臣「え、そんなに日本語ペラペラなのに？」
エレン「Aが教えてくれて。」
A「だけど、敬語と漢字苦手だよね。」
エレン「あんまり得意じゃない。」
敬浩「なら、無理に使う必要ないよ。」
広臣「うん。」
エレン「ありがとうございます。」
エレンさんが頭を下げる。
A「撮影場所、イタリアかぁ。
お正月ぶりだなぁ。」
エレン「私も半年ぶりとかかも。
最近外国での仕事多くて、全然帰れてない。」
A「え、そうなの？」
エレン「うん、電話はしてるんだけど…。」
A「あー、そっかそっか。」
敬浩「イタリアって時差何時間？」
A「-8時間。
あ、でも今サマータイム中だっけ？」
エレン「うん。
だから-7時間かな。」
広臣「うわ、時差ボケしそう。」
敬浩「じゃあ俺のキスで起こしてあげる。」
広臣「やめてください。」
臣さんの言葉に敬浩さんが唇を尖らせる。
敬浩「登坂っち冷たいー。」
広臣「冷たいーじゃないですよ、冗談やめてください。」
敬浩「ちぇー。」
くすくす笑いながらグラスに口をつけるエレンさん。
エレンさんとAはさっきからかなりのハイペースでグラスを空けている。
そのペースはあの敬浩さんが軽く引くほど。
広臣「…ペース早くない？」
A「え、そうですか？
でも2人で飲むときこんなんだよね。」
エレン「うん。」
敬浩「え、怖っ！」
瑠唯「俺からしたら敬浩さんも臣さんも早いですよ…。」
広臣「瑠唯ってお酒弱い？」
瑠唯「人よりは強い方だと思いますよ。
Aと飲むと弱く見えるだけです。」
敬浩「健太は？」
A「健太は強いけど、酔っ払うと面倒だからすぐに潰してる。」
Aの返事に笑いが上がった。
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直実(プロフ) - 瑠さん» ありがとうございます。更新出来るように頑張ります (2020年2月2日 16時) (
レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
瑠 - この話大好きすぎて今でも1から読み返しちゃいます！続き気になりますっ (2020年2月2日 0時) (レス) id: 0f96ca270c (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - 瑠夏さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏(プロフ) - このお話大好きです！！ (2019年12月25日 3時) (レス) id: aac41bdd70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年11月2日 17時
