【BTS】Violet 2

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-JN-



TH「ジニヒョンおはよう」


朝、何かを作ろうと早起きしたものの、
なかなかやる気が起きず椅子に座っていた。

その時にやってきたテヒョンとA。


JN「おはようテヒョンア。
おはようA。」

『…』

JN「挨拶だよ。
おはようって言うんだ。」

『…おはよう』


しっかりと繋がれた手に少し安心した。

…Aもちゃんとテヒョンの手を握り返してるし、良かった。




JN「まだ何も作ってないけど、」

『…』

JN「…お腹すいた？笑」

『…ん』


コクンと頷いたAに、取り敢えずとシリアルに牛乳をかけて渡す。

想像してた以上に牛乳が散らばってるけど、テヒョンが側にいるから大丈夫でしょ。

時々テヒョンがスプーンを差し出してはAが不思議そうに見つめる姿がなんだか可笑しくて、ちょっとだけ微笑ましかった。



JN「絵になるよねぇ…」


二人とも綺麗な顔立ち。




YG「…隠し撮りなんて趣味悪いですよ」

JN「ユンギ、
今日は早起きだね」

YG「一睡もしてない人に言われたくないです。
お人好しすぎると損しますよ。」


いつのまにか後ろにいた弟に背中を叩かれて苦笑い。

【お人好し】なんてつもりはないんだけど…。



JN「幸せになって欲しいんだよね。
Aにも、テヒョンにも。
もちろんユンギにも。」

大切な人たちに幸せになって欲しいって思うのは普通でしょ？





TH「わっ…、…あぁ…」

『…ぬれました』


声のした方に目を向ければ、お皿ごとひっくり返したのか牛乳まみれの二人。


TH「溢れたんだよ…」

『てひょん、いっしょぬれました』

TH「二人とも牛乳臭い…」

『くさい』

TH「シャワーだね」

『しゃわ、します』

TH「…笑」



Aにとってテヒョンはいい相手であり、存在だと思うよ。

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