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-JN-
時計が12時を過ぎた頃。
未だにカーテンの中にいるAは出てくる様子もなく、そばに置かれたお盆の上の夕食もそのまま置かれていた。
なんとか説得して部屋へ行ったテヒョンだけど、その部屋からは明かりが漏れていて、きっとAのことが心配で寝付けないんだろうなって。
しょうがない、
ヒョンが一肌脱ぎますか。
そっとカーテンに近づき、向かい合うように座ってみる。
JN「熱はどう？」
『…』
JN「ご飯まだだから薬も飲めないし、
俺もお腹すいたから一緒に食べよう？」
『…』
ほんのり額に滲む汗でくっついた髪をよける。
あぁもう、
もしかして熱上がってるんじゃない？
こんなに近くにいるのに一切目の合わないA。
…なんだか最初の頃に戻ったみたいで少しだけ胸が痛んだ。
JN「Aはさ、ここにいるの、楽しい？」
『…』
JN「それとも、…嫌なことが多い？」
俺たちにとっての当たり前の世界。
色々な人の声が聞こえたきて、色々な人の表情が見えて、色々な人と関わって生活しているこの世界。
鮮やかなこの中で、
Aは初めての音を聞き、初めての物を見て、初めて人と関わっていくことを知った。
JN「俺たちはね、Aに会えてよかった。」
最初は同情みたいな感情も少なからずあったかもしれない。
それは他のメンバーも。
同じ人間なのに、
人に道具のように扱われ、人に売られる存在だなんて。
でも、今は違う。
JN「Aが新しい事を覚えて、たくさんのことを言葉を話せるようになるのが自分のことのように嬉しいよ。」
大切な家族の一人になったんだ。
JN「だから、
Aが辛かったり苦しんでたりすると、俺たちも自分のことのように辛い。
分かる？」
ゆっくり、
ゆっくりと目が合う。
ほんと、綺麗な瞳の色。
『…分かりません』
JN「うん。ちょっと難しかったね。笑」
綺麗な心を持ったAにぴったりの瞳の色だ。
JN「Aにお願いがあるんだけど、
テヒョンがまだ寝てないんだ。
部屋に行って一緒に寝てあげてくれる？」
『…命令ですか？』
JN「ううん。
うーん…Aのお仕事、かな？」
『おしごと、』
JN「テヒョンが待ってる。」
その小さな手を掴めば、少しだけ握り返してくれた。
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luv - お仕事の方も変わらず頑張ってください。陰ながら応援しています！乱筆乱文にて失礼いたしました。 (2022年8月22日 22時) (
レス) id: 39a98ba39b (このIDを非表示/違反報告)
luv - ソルさんお久しぶりです。覚えていますでしょうか？3年前ここでお話をさせてもらっていた当時「bts nct love」と名乗っていた者です。3年ぶりにこの作品、ソルさんに会うことができてとても嬉しく思います！またの機会、お時間あればお話ししたいと思っています！ (2022年8月22日 22時) (レス) id: 39a98ba39b (このIDを非表示/違反報告)
＊ソル＊(プロフ) - ??BTSLOVE?さん» コメントありがとうございます^ ^ パスワード解除いたしました！もし必要な場合はメッセージにてお伝え致しますね！ これからも読んでいただけたら嬉しいです！(*^^*) (2019年9月16日 17時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
＊ソル＊(プロフ) - ミクさん» コメントありがとうございます！ パスワード解除いたしました！もし必要な場合はメッセージにてお伝え致しますね！ これからも読んでいただけたら嬉しいです(*^^*) (2019年9月16日 17時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
＊ソル＊(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます^ ^ パスワード解除いたしました！もし必要な場合はメッセージにてお伝え致しますね！ これからも読んでいただけたら嬉しいです(*^^*) (2019年9月16日 17時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊ソル＊
| 作成日時：2019年5月26日 8時
