【BTS】Violet 2

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-TH-




JM「寝てる…？」

TH「うん」



病院に着く少し前、
完全に力の抜け切ったAの頭をそっと肩に乗せた。

少しだけ触れている手はすごく熱くて居た堪れない気持ちが膨らんでいく。



TH「もう少しだからね」



起こさないようにそっと頭を撫でた。






.







.




病院に着くと、案外すぐに通された。
ユンギヒョンと二人、診察室に入っていく。

でも、こんなことになるなんて思っていなかったんだ。





ガシャンッ！！


『っ！』


先生が、点滴の針を打とうとして腕を押さえた時、
Aが勢いよく起き上がった。

額に汗を浮かべたまま。


YG「…どうした？」

TH「点滴したら少しは楽になるよ？」


今まで見たことのない表情で先生を見ている。



…何、
どうしたの…、？


＊「すぐにおわりま『ぃやああぁぁぁ！！』」

「「！？」」

TH「A！」



全く周りが見えてない。

ベッドから飛び降りてドアの方へ走っていく。



TH「A待って！」

『いやっ！
いやだあぁぁ！』



声を聞いた他の看護師たちも集まってきて、



JN「何！？
どうしたの？！」



まるでAを無理やり押さえつけるようになってしまっていて、



『てひょんっ、てひょん…！！』

＊「そっち押さえて！」


TH「…っ」

JM「テヒョンア、」









ーグイッ


TH「もう…大丈夫です、
連れて帰ります」


これ以上耐えられなかった。

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