【BTS】Violet 2

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-JN-



タナと存分に遊んだA。
その後はご飯を食べて、シャワーも浴びて、
今はお勉強の時間。



TH「これ何個？」

『いち…こ、』

TH「間違ってはないけど、笑
"いっこ"って言うんだよ」

『いっこ』


本当に本当に簡単な内容だ。
Aには、数学とかよりもまずは日常使う言葉や物を教えていかないといけないから。



TH「何か欲しい時は、
"一個ください"か、"一個欲しいです"とか、」

『いっこください』

TH「そうそう」

『いちご、いっこください』

JN「どうぞ。笑」



覚えが早いから、ちゃんと教育を受けていればきっとすごく頭がよかったんだろうなって思った。



『いちご…』


お皿に持った苺を、皿ごとAの方に渡す。


TH「嬉しい？」

『うれしい、』

TH「もらった時はなんて言うんだっけ」

『…ありがと、ございます』

JN「どういたしまして」

『どういたして』

TH「ちょっと違う、笑」


メンバーの仕草とかも少しずつ真似しながら話すAは素直に可愛いと思う。

他の大人たちみたいに何の穢れもしらない。
真っ白だ。



『たべます』

TH「食べたい」

『たべたい、』

ーワンッ

『たなも、』

TH「タナはこっち」

『たなはこっち』



ほら、今だって
苺を片手にテヒョンの真似をして手招きをして。


『いちご、うまい』

JN「"うまい"じゃなくて"美味しい"でしょ？」

『…
そくじん、いちごください、？』

JN「え、？あ、うん。」←


もっとたくさんのことを覚えたら、
思ってることなんかも話してくれるだろうか。


『どうぞ』


そうなってくれるといいな。

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