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-JN-
着いた。
ようやくAの側にいてあげられる。
RM「お待たせ、」
色々な機械に繋がれて、白いベッドに眠るA。
整っている綺麗な顔。
その血色の悪い頬を撫でた。
JN「もう一人にしないからね。
ヒョンたちが側にいるから」
明日から、【防弾少年団】は活動休止に入る。
A抜きの活動はこれ以上無理だと、Aの側にいさせて欲しいと、PDに全員の気持ちをそのまま伝えた。
ただ、予想していたかのように一つだけ頷いたPD。
本当にこの人には頭が上がらないと改めて思った。
後はAが目を開けてくれるのを待つだけ。
YG「明日人形でも持ってきてやるか」
JN「…何急に、」
YG「いや、
いつもベッド置いてる人形でも持ってきたら喜ぶだろ。」
TH「それならタナに似た人形も見つけて持ってくる。」
ほら、
みんな待ってるよA。
JH「なんなら大音量で音楽流しますか?
うるさーい!って言いながら起きるかも。笑」
JM「Aのことだから踊り出すかも、笑」
たった一人いないだけ。
でも、そのたった一人が僕らの中で存在が大きすぎる。
JK「耳元でバナナキック食ってやろうかな」
どこを探しても変わりはいない。
唯一の存在だから。
JN「やっぱり、
8人揃うといいよね…」
ポツリと呟いた言葉に、
弟たちが笑っていた。
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xxx(プロフ) - こんなに泣けるお話に出会えたのは初めてです!文の構成や悲しみの誘い方がとてもお上手で、冊子にして手元に置いておきたいとまで思えました!この感動が作者様に伝わって欲しいと思い、初めてコメントを残しました!素敵な作品との出会いをありがとうございます! (2021年3月26日 23時) (レス) id: 74f4f08731 (このIDを非表示/違反報告)
於音###(プロフ) - 夜中もう涙ボロボロでした。本当に素敵なお話で、心にしみました。ありがとうございました。 (2020年6月24日 2時) (レス) id: c6e35f7269 (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ - すごく泣いてしまいました。悲しいけど素敵なお話でした。ありがとうございました。 (2020年4月26日 3時) (レス) id: 05cb836c1e (このIDを非表示/違反報告)
*ソル*(プロフ) - にこまるさん» コメントありがとうございます!途中で更新停止しようか迷っていたお話なのでそう言っていただけて嬉しいですT^T 最後まで読んでくださってありがとうございました^ ^ (2019年6月16日 18時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
*ソル*(プロフ) - 柚妃さん» 読んでくださってありがとうございました!嬉しいお言葉まで…TT 楽しんでいただけるお話を更新していけるよう、これからも頑張ります^ ^ (2019年6月16日 18時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ソル* | 作成日時:2019年3月24日 15時