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-JN-




ついにライブ当日。

いつも以上に早く動いている心臓を落ち着かせるため深呼吸を繰り返す。



『ヒョン!』

JN「うわっ!?」

『びっくりしすぎですよ。笑』


急に後ろからかけられた声に慌てて振り向けば
メイクを終えたAがいた。



JN「あれ、?
そのカメラは?」

『僕のです。』


その他にはビデオカメラが一つ。

もともと機械に弱いAは今まで一度もビデオカメラなんて持ったのを見たことがないのに。


JN「どうしたの?」

『グクにお下がりで貰いました。笑』


膝の上で何とか角度を保っているカメラに手を振る。
後で公開することのない動画だろう。


JN「今日はカメラマン?」

『カメラマンですよ?
これでヒョンたちとアーミーを撮るんです。
ジニヒョンが転んだらばっちり撮ってあげますね!』

JN「生意気。笑」



パッとカメラを取り上げて今度はAを写す。



『あ!ヒョン、返してくださいよ〜!
僕のカメラなのに!』

JN「カメラマンも映らなきゃ。
こんな生意気ないたずらっ子が撮ってますよー」

TH「何なに?
俺もいれて!」

『テヒョンイヒョン!
あ!グクがお菓子食べてる!僕も!』



ビデオカメラカメラの小さな画面。

そこに映るいつもと変わらない風景。




『ちょーだい!』

JK「ヤダ」

『ケチ!!』

YG「煩い」



7人がそれぞれ自由に過ごしながらも
必ずいつのまにか集まってくる。




JM「こっちおいで。笑」

『ジミニヒョン…グクが虐めました』

JH「よしよし。笑」

RM「グガ、食べ過ぎだ」



それが僕には心地よい空間で、



『あ、目擦っちゃった…』

TH「ひひっ!
Aメイクヌナに怒られるね!笑」

『へへっ、
ヒョンも一緒に来てください。笑』



大好きな時間。

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xxx(プロフ) - こんなに泣けるお話に出会えたのは初めてです!文の構成や悲しみの誘い方がとてもお上手で、冊子にして手元に置いておきたいとまで思えました!この感動が作者様に伝わって欲しいと思い、初めてコメントを残しました!素敵な作品との出会いをありがとうございます! (2021年3月26日 23時) (レス) id: 74f4f08731 (このIDを非表示/違反報告)
於音###(プロフ) - 夜中もう涙ボロボロでした。本当に素敵なお話で、心にしみました。ありがとうございました。 (2020年6月24日 2時) (レス) id: c6e35f7269 (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ - すごく泣いてしまいました。悲しいけど素敵なお話でした。ありがとうございました。 (2020年4月26日 3時) (レス) id: 05cb836c1e (このIDを非表示/違反報告)
*ソル*(プロフ) - にこまるさん» コメントありがとうございます!途中で更新停止しようか迷っていたお話なのでそう言っていただけて嬉しいですT^T 最後まで読んでくださってありがとうございました^ ^ (2019年6月16日 18時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
*ソル*(プロフ) - 柚妃さん» 読んでくださってありがとうございました!嬉しいお言葉まで…TT 楽しんでいただけるお話を更新していけるよう、これからも頑張ります^ ^ (2019年6月16日 18時) (レス) id: 304a41bcc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*ソル* | 作成日時:2019年3月24日 15時

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