fake……偽物彼女【TH】② (ページ49)

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99 力になるって決めたから【SY】ページ49

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放課後になって急いで1年生の階に走ってAちゃんのクラスに行くと、一緒にいたグク君と女の子を発見した。

『あの。話があって』

2人は私を見た途端、怪訝な顔をして女の子が返事をした。

『……あの、Aちゃんのことで話があって』

NY「…何を知りたいんですか？」

『あっ……えと、』

何を聞けばいいんだろう。何も考えていなかった。この子達絶対私のこと嫌ってるって言うのが、顔と口調で分かる。きっと、テヒョンのことで何かしら知ってるんだ。

『……Aちゃんは、テヒョンのことどう思ってるのかな〜……って』

JK「は？そんなこと知る必要ないですよね。」

NY「ちょっ……グク、言い方がキツイよ」

どうすればいいんだろう。別れたってことを言ったとしても、どうこうなるわけじゃないし……この子達がどこまでテヒョンのことを知ってるのか何も知らないし、ただお昼に一緒にいたからと言う理由で話しかけたから。

これしかないか、

『Aちゃんはどこ？』

**

『はぁはぁ、』

ジミンと帰ったとグク君が教えてくれて、何かその後に言ってたけど、それを聞く前に私は教室を飛び出した

もういないかもしれないと思いながらも探すと、1年生の下駄箱に探していた子がいた。

『ねぇ、Aちゃん』

「…あ、……」

『分かるかな……えと、スヨンって言うんだけど……』

少し驚いた顔をみせたけど、「はい、知ってます」とすぐに言ってきた。テヒョンが好きになるだけの人の良さそうな感じが初めて話したのに分かった。

テヒョンのことについてハッキリ本人からどう思ってるのか聞こうと思って話そうとしたら、目の前に影がたった。
影の正体を見てみれば、Aちゃんの肩に腕を回している

『…ジミン』

JM「僕のAになんの用って聞いてるんだけど……」

『え、まって、ジミンとAちゃんはどんな関係なの？』

JM「あーテヒョンにも言っといてくれる？僕らは───────。」

　

**

どうすればいいの

僕らは付き合ってる

ジミンが言ったことをテヒョンに言ったら、どんな反応をするんだろう。

テヒョンはジミンが自分の恋に1番協力してくれたんだ。とも話してた

そんなことを考えながら、家に着いた
朝になっても結局何も考えはまとまらなかった。サポートするとか言ったけど、思ったより難しいみたいだ

諦めないけどね

　