しらはまのかのじょやってます。

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Aside









亜嵐以外のメンバーはいるのに









私一人だけしか居ないような









静かな空間の中に









カチカチと時計の秒針がふれる音









『んでっ…………』









龍「A…









まず、全部吐き出し









またそれから話し合おうや」









『なんでなのっ？？









私なんかしたかなぁ………









私の事、いつからっ…いつから嫌いだったんだろ……









ってか！早く言えっつーのってね！へへっ』









上手く笑えてるかな









メンバーには迷惑かけたくない









玲「A、泣いてる」









隼「無理に笑わなくていいから、ね？」









涼「気持ちが落ち着くまで泣いていいよ









おいで」









それから、ずっと泣き腫らしちゃって









涼太くんの新品と思われるお洋服は









私の涙で濡れてしまった









申し訳ないと思ってるけど、なんかシャレてるから









後で店の名前聞き出してやるっ









涼「これからAはどうしたいの？」









『私……？』









そう思って周りを見る。









みんなが優しい笑顔で見てくれている









それでも目に入るのは









【白濱亜嵐浮気か！？】









なんて見出しの週刊誌の本の1ページ









向き合うのが怖くて逃げたいだけ









自分でも分かってる。









けど、笑顔で待っていてくれている人がいるから









立ち向かってみようと思う









昔、亜嵐になんで告白してくれたのか聞いた時









当たって砕けろって言うじゃんなんてかっこつけて言ってたっけ









なんか、違うけど









当たって砕けてみようかな

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