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YOUside
もう、どうするんだ私。
取り返しがつかないことをしてしまった…
『あっ、あのっ本当にごめんなさい…』
『私その。そーゆーのじゃないってゆーか』
『えっと、その』
なんて言えばいいのか分からない。
隆｢嘘だったってこと？
俺はAちゃんの、そんな真っ直ぐなとこ好きだけど
Aちゃんはあれもこれも嘘だってこと？｣
『嘘なわけ、ないじゃないですか！好きですよ！！
なのに今市先輩はおはようって声かけるくらいの軽さで
好きとか言いましたよね？
今市先輩こそ、嘘、つかないでくださいよっ』
人の気持ちは手に取るようには分からない。
昔お母さんが教えてくれた。
今市先輩が私のことどう思ってるかなんて
今市先輩にしか分からない。
だけど、分かりたいと思ってしまう。
隆｢嘘なんかじゃないよ。
俺嘘つくの下手だから。｣
今市先輩が。
いつもニコニコしてる今市先輩が
好きで好きでたまらなかったけれど
今思ったのは
ニコニコなんて想像させないような
真剣な顔の今市先輩も
好きだ ということ。
私が何も言えずに固まっていると
急に暖かくて落ち着く匂いに包まれていた
『好きです…今市先輩…』
｢俺も…好きだよ…A｣
嬉しくて嬉しくて
あなたの前でわんわん泣いて
あなたはニコニコしながら
もっときつく私を抱きしめてくれた日を
私は忘れない。
暑い夏の日だったのに
暑さを感じなかった。
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えれふぁんと(プロフ) - しゅう♪さん» コメントありがとうございます！『大好きだよ』は青春をテーマにしたのですが、今回はオトナな恋愛をテーマに作らせて頂きました！これからもよろしくお願いします！ (2018年5月21日 20時) (
レス) id: f83f63e183 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう♪ - 『大好きだよ』とはまた違ったジャンルの作品ですね！更新頑張って下さい！ (2018年5月20日 19時) (レス) id: c58d8b17dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えれふぁんと | 作成日時：2018年5月16日 18時
