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彼は見抜いてた。私が彼に依存してることを。友達になれば、今は別れてもきっといつかまた依存すること。だから彼は私に撮って、一番いい別れ方を提案してくれた。








「これ、大吾くんの」



「めちゃくちゃあるやん」



「私もびっくり(笑)」





「じゃ、またね」


「うん」



「もし、俺がデビューする時、まだ友達じゃなかったら」








だけど、自惚れかもしれないけれど彼も彼で私に依存してたんじゃないかと思った。





「その時は、初めからやろう」











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作者名：ニート部屋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=1993maa  
作成日時：2021年8月15日 4時

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