セカンド・ラブ (ページ9)

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コンビニで適当に10缶のお酒とつまみ選んだ。私がどれくらい飲めるか分からないから沢山買っといて損は無い、と思い沢山買った。マネージャーさんに「10缶は絶対いらない」と言われたけど気にしない。

「みて、これ」と彼に重たすぎる袋を見せる。

「こんな早く来るとは思ってへんかった」

「菅田くん早くあけおめって言いたくて」

「まだ、言われてへんけどな」

「あけましておめでとうございます、今年もお願いします」と深々とお辞儀をする。

「こちらこそ、」と菅田くんは私のマネをして深々とお辞儀した。

「お酒、実は俺も買ったんよな」

「全部飲んでも潰れない自信あるから任せて」

買ってきたお酒をしまい、つまみとビールを出す。やっぱりお酒の一番最初と言ったらビールのイメージがある。

「「かんぱーい！」」

ビールの私と牛乳の菅田くん。こんな時ですら彼は牛乳だ。

「どう？初めてのビールは」

「に"か"い"」

菅田くんの牛乳で口直しをする。菅田くんとは仕事で手も繋いだし、キスもした。カップルがするようなことはほとんど仕事でした。だから何も抵抗はない。

「でも、仕事終わりにこれは染みるわ」

「それはよかった(笑)」

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