セカンド・ラブ (ページ7)

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「明日になれば、Aはお酒飲めるようになるんか」

朝から怒涛の紅白リハーサル。それが終わるとあっという間に彼とご飯の時間になっていた。

彼はお酒が飲めないからいつもふたりでソフトドリンク。でも明日になれば私はお酒が飲めるようになる。

「菅田くんより強かったらごめんね」

「絶対潰れて家まで俺が送り届けなきゃ行けへんとか嫌やわ〜」

「えー、いいじゃん」

「1番目初めは俺の前で飲んでな、どんぐらい強いか確かめてたる」

「菅田くんはなんで私にそんな良くしてくれるの」

一気に静かになった。
きっとお酒を飲めば、お酒の力でこれを聞いてしまう。それは良くないと思い、勇気を振り絞って聞いたけど間違えだった。お酒の力を借りた方が良かったかもしれない。

「気になる？」

「うん」

「ずっとAが20歳になったら言おうと思ってんやけど、、」

「え、じゃ待って、」

「なんや」

「じゃ、明日聞く。」

「明日紅白なんやろ？」

ずっとっていつからか分からないけどそんな前から決めていたこと今聞けない。20歳になってから聞きたい。ほぼ20歳みたいな感じなんだろうけど、、。

「終わった瞬間、挨拶とかしないですぐ菅田くんのところ行く」

「それはだめや、人付き合いは大切やから」

「じゃあ」

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