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「今日の私、世界でいちばん可愛くない？」
菅田くんの家に着き次第、玄関でくるりと回る。
「大吾はこれを逃して大変やな」
「まだ、冗談を返せるほど傷癒されてない」
「アハハ、それは悪かった」
「大吾くんとは、いいお別れできたと思う」
「それはよかった」
「菅田くんのおかげだよ」
「それだけ言いに来たからもう帰るね」
「来て3分で帰るん？」
菅田くんが私に色んな魔法をかけてくれたお陰で笑いながらお別れができた。だけど、菅田くんの顔を見ると脳裏に彼がチラつき、別れたくなかった、という気持ちが込み上げてくる。だから適当な理由をつけて直ぐにお別れした。
「こんな可愛い私色んな人に見てもらわなきゃ」
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作者名：ニート部屋
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=1993maa
作成日時：2021年12月10日 23時
